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平成20 年度沖縄県医師会親睦囲碁大会
〜平成20 年度沖縄県医師会親睦囲碁大会の報告〜

村田謙二

世話人公立久米島病院
村田 謙二

ほぼ恒例となった感のある県医師会親睦囲碁 大会は、昨年11 月3 日場所は前回と同じく南 風原町の寛味「んかっか」で開催されました。 連休日であったためか都合の付かない先生方が 多く、当初の申し込みでは11 名と少数でした。 そこで、世話人の特権を行使して私の囲碁仲間 をゲストとして招待しました。結果総勢16 名、 今年初の試みとして6 段以上の強者(チューバ ー)グループ6 人とそれ以下のB グループに分 けました。

ゲストの中で異彩を放っていたのは、女性陣 3 人の参加でした。「でいご会」という女性の囲 碁グループがあり、毎年全国大会に参加し優勝 経験もある由緒あるグループです。そのリーダ ー格の大城登喜さん(4 段)は、もと県職員で 福祉保健部に勤務していた時期もある方なので ご存じの方もおられるでしょう。その良き相方 でおられる糸数敏江さん(3 段)、さらにその主 将格である石嶺知子さん(沖縄の囲碁界では有 名で、知念かおりの碁の育ての親でもある石嶺 真雄さんの令嬢です)は、県代表を争うほどの 実力(6 段)の持ち主なので強者グループに入 っていただきました。

大会の結果は強者グループの優勝者は砂川恵 徹先生(サマリヤ人病院)、準優勝は砂川洋さ ん(サマリヤ人病院)、B グループの優勝は筆 者、準優勝は大山朝賢先生(沖縄メディカル病 院)となりました。夕方から表彰式を兼ねて自 己紹介をしながら懇親会、ここで川柳を一句。

「囲碁好きは二次会といえ囲碁狂い」

結局ほとんどの参加者が、そのまま囲碁に興 じ最後にお開きになったのは夜の11 時を過ぎ ておりました。開幕が午後1 時でしたから10 時間も打っては食べかつ飲んでいたことになり ます。囲碁を知らない人からするとなんとクレ イジーなことかと思われるでしょう。医師の場 合は、多忙で周りに手頃な相手がいないことが ほとんどなので、こういう機会に徹底的に味わ い尽くしたいのです。中には1 年分楽しんだと 思われた方もいるでしょう。

さて聞くところによると、那覇市医師会にも 囲碁愛好家が少なからずおられるとか。来年はこぞって参加して欲しいものです。南部地区医 師会の恒例の親睦囲碁大会(毎年成人の日に開 催)はいつも十数人が集まって盛会です。この 会もゲスト参加大歓迎ですのでどうぞ。ちなみ に十数年前まで私がいた広島県では、年1 回県 医師会主催で地区医師会対抗囲碁団体戦(5 人 一組、8 チームで争う)が開かれるほど医師の 趣味として囲碁は浸透していました。各チーム の主将は、ほとんどが県代表クラスの実力で5 段の私が三将を努めるのが精一杯なほどのハイ レベルでした。

ところで、身近に相手がいなくて、と嘆いて いる方に耳寄りな情報をひとつ。会場となった 「んかっか」(098-889-1294)ではほぼ毎週金 曜日の夕方、小さな碁会が開かれています。美 味しい食事とお酒を肴に、気心知れた仲間と碁 に興じるのも楽しいものです。私の名を出して いただければ、間違いなく仲間に加えて貰える ものと思います。

最後になりましたが、いつも陰で支えてくださ っている沖縄県医師協同組合・沖医商事の方々、 会場を提供下さった「んかっか」の皆様、今回 碁盤・碁石を無料で貸し出してくださった曙園 の仲村有伸さんに心からの謝辞を表して筆を起 きたいと思います。参加者の皆様ありがとうござ いました。また来年お会いいたしましょう。

強者(チューバー)グループ優勝の表彰状を受けとる砂川恵徹先生(左)

強者(チューバー)グループ優勝の表彰状を受けとる砂川恵徹先生(左)

B グループ優勝の表彰状を受けとる小生(村田)

B グループ優勝の表彰状を受けとる小生(村田)