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九州医師会連合会 第337回 常任委員会

宮城信雄

会長 宮城 信雄

去る11 月15 日( 金)、16 時30 分から、 ANA クラウンプラザホテル沖縄ハーバービュ ーにおいて、第113 回九州医師会総会・医学 会の関連行事としてみだし常任委員会が開催さ れたので概要を報告する。

報 告

1)九州医師会連合会事業現況について(沖縄)

玉城委員から、平成25 年4 月から10 月31 日迄に開催された九州医師会連合会の主な事業 内容について、資料に基づき報告があった。

主な事業 ○常任委員会(5回)
      ○委員総会(1回)
      ○各種協議会(1回)
      ○連絡協議会等(3回)
      ○関連行事(九州地区医師会共同利用施設連絡協議会、
       九州ブロック学校保健・学校医大会県連行事等)

2)九州医師会連合会歳入歳出現計について(沖縄)

真栄田委員から、平成25 年10 月31 日現在 の九州医師会連合会会計の歳入並びに歳出の現 計について、資料に基づき報告があった。

3)第113 回九州医師会医学会及び関連行事について(沖縄)

玉城委員より、本日から3 日間亘って開催さ れる第113 回九州医師会総会・医学会関連行 事について報告があった。

4)第66 回日本医師会設立記念医学大会にお ける各種表彰者に対する慶祝について(沖縄)

下記受賞者に対し、九州医師会連合会長名で 祝電をお送りし、祝意を表した旨報告した。

○日本医師会最高優功賞

  • ・在任6 年日本医師会役員
     羽生田 俊先生(群馬)(12 年)
  • ・在任6 年都道府県医師会長
     蒔本  恭先生(長崎)
     稲倉 正孝先生(宮崎)
  • ・医学、医術の研究又は地域における医療活 動により、医学、医療の発展又は社会福祉 の向上に貢献し、特に功績顕著なる功労者 (都道府県医師会長推薦)

〔個人の部〕

  • 福田 俊郎先生(長崎)
     (救急医療の確立に貢献した功労者)
  • 田上 容正先生(鹿児島)
     (離島医療に著しく貢献した功労者)
  • 友寄 英毅先生(沖縄)
     (医師会活動を通じて看護師養成に貢献した功労者)

○日本医師会優功賞

  • ・在任10 年日本医師会代議員
     福田  稠先生(熊本)
     江頭 啓介先生(福岡)
     横須賀 巌先生(佐賀)
  • ・在任10 年日本医師会委員会委員
     松永 啓介先生(佐賀)
     庄野菜穂子先生(佐賀)
     内田 一郎先生(大分)
     野村 秀洋先生(鹿児島)
     鉾之原大助先生(鹿児島)
     長柄 光子先生(鹿児島)
  • ・日本医師会会長表彰
     新垣 元先生(沖縄)
     (東日本大震災の被災地における精神科医療体制の充実・発展に貢献した功労者)

○日本医師会医学研究奨励賞

  • ・抗ヘリコバクター・ピロリCagA 抗体迅速検出キャットの開発
     塩田 星児先生(大分大学)

5)秋の叙勲等受章者に対する慶祝について(沖縄)

下記受賞者に対し、九州医師会連合会長名で 祝電をお送りし、祝意を表した旨報告した。

藍綬褒章

石井 正三先生(日本医師会常任理事)

旭日双光章

阿南 茂啓先生(九医連委員 大分県医師会常任理事)

佐藤 健次郎先生(九医連委員 元西彼杵医師会長)

新垣 善一先生(九医連委員 元中部地区医師会長)

保健文化賞 大分県医師会

総務大臣表彰

蒔本  恭先生(九医連常任委員 長崎県医師会長)

厚生労働大臣表彰

赤司 文廣先生(九医連委員 長崎県医師会副会長)

藤本  保先生(九医連委員 大分県医師会常任理事)

富田 雄二先生(九医連委員 宮崎県医師会副会長)

6)日本医師・従業員国民年金基金第10 期代 議員候補者推薦について(沖縄)

標記代議員候補者(H26.4 〜 28.3)について、 長崎県、鹿児島県の協力を得て、下記のとおり 推薦した旨報告した。

代議員候補者

河原 郁夫先生(長崎)

持冨 勇次先生(鹿児島県)

7)その他

去る11 月9 日にご逝去された前群馬県医師 会長の鶴谷嘉武先生の葬儀に際し、九州医師会連合会から弔電を以って弔慰を表しことを報告した。

4. 協 議

1)九州医師会連合会会則改正について(沖縄)

原案どおり承認され、後刻開催する委員総会 へ上程することになった。

2)九州医師会連合会(九州医師会)医学会施 行細則改正について(沖縄)

原案どおり承認され、後刻開催する委員総会 へ上程することになった。

3)第113 回九州医師会連合会総会における宣 言・決議(案)について(沖縄)

原案どおり承認され、後刻開催する委員総会 で協議した上で、16 日(土)の総会へ上程す ることになった。

4)九州医師会連合会平成25 年度第2 回各種 協議会の開催種目について(沖縄)

下記のとおり開催することに決定した。

  • 日 時:平成26 年1 月25 日(土)16:30 〜
  • 場 所:ANA クラウンプラザホテル 沖縄ハーバービュー
  • 日 程:第338 回常任委員会 16:30 〜 18:20
        第2 回各種協議会 16:30 〜 18:20
        1)地域医療対策協議会(医療事故調査制度は除く)
        2)医療保険対策協議会
        3)介護保険・在宅医療対策協議会
         各種協議会報告会 18:30 〜 19:20
        *医療事故調査制度に関する協議会は別途開催する。

5)病床機能報告制度について(宮崎)

宮崎県医師会の稲倉会長より、「一部報道では、来年の通常国会に提出される第6 次医療法 改正案に4 つの機能分類(高度急性期、急性期、 回復期、慢性期)を医療法上の病床区分に加え る案等も出され、都道府県の権限強化につなが ることが懸念されている。将来、機能分類ごと の基準病床数も新たに定められることも考えられる。

また、報告の具体的内容や診療報酬との関連 は不明な点も多く、本来、医療機関側が主体的 に取り組むべきところ、財政的手法で強引に改 革が遂行されるのではないかと、医療機関の不 安はつのるばかりである。」ついては、本件に 関し各県のご意見をお伺いしたいとの提案があ り、意見交換を行った。

6)有床診療所における設備の補助について(宮崎)

宮崎県医師会の稲倉会長より、標記の件に関 し、「入院患者の事故(火災等)による死亡は 医療機関にとって最も忌むべき事件である。小 規模施設では義務付けられていなかった設備等 も、今後、基準等の見直しが行われ、厳しくな ることが予想される。火災に備えてのスプリン クラーや防火扉の設置等、義務付けられる可能 性が考えられるが、有床診療所の現状では、そ れらを設置する余裕体力がない。規制が厳しく なれば、これを期に病床閉鎖の動きが加速され るのではないかと懸念される。」ついては、本 件に関し各県のご意見をお伺いしたいとの提案 があり、意見交換を行った。

7)その他

1)台風被害に遭ったフィリピンへの義援金について(鹿児島)

鹿児島県の池田会長より、先般の台風でフィ リピンに未曾有の被害をもたらした。我々の身 近のもフィリピンの方が多数おられ、他人事と は思えないことから、何かできないかご協議い ただきたいとの提案があった。

協議した結果、これまで海外への義援金等に つては日医からの要請に基づいて行っているこ と。また、現地は未だ混乱している状態であり、 義援金を送っても何処に届いて、どう使われるか分からないところがあることから、しばらく 様子を見て、現地が落ち着いてから対応するこ とを確認した。

2)武見参議院議員からの支援依頼の件(沖縄)

武見議員より、九医連の担当県である沖縄県 医師会宛、先般の武見セミナーに対する九州各県へのお礼と今後の継続支援について要請があ ったことから、その旨を報告した。

3)指導医ワークショップについて(福岡)

福岡県医師会で計画している標記ワークショ ップは、定員に余裕があることから、各県にも 案内したいとの提案があり、了承された。




お知らせ

沖縄労働局労災補償課からのお知らせ

平成26年2月3日(月)から、労災診療費請求書の提出先の住所が変更になりますのでお知らせします。

新しい提出先

沖縄労働局労働基準部労災補償課分室
 900-0006 那覇市おもろまち2-1-1
       那覇第二地方合同庁舎1号館