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九州医師会連合会第332回常任委員会

宮城信雄

会長 宮城 信雄

本年度の九州医師会連合会は沖縄県医師会が 担当することになり、みだし常任委員会を去る 4 月13 日(土)午後5 時から、万国津梁館で 開催したので、その概要を報告する。

会の冒頭、前年度担当された稲倉宮崎県医師 会長より、昨年度一年間、各県のご協力により 九州医師会連合会の諸事業を無事終了すること ができたとして謝意が述べられた。

引き続き、担当県会長として、小職より、「今 年度は沖縄県が九医連の担当となるが、前年度 担当の稲倉会長にご指導をいただくと共に、次 期担当の大分県近藤会長ともご相談しながら会 務を進めていきたいと考えているので、ご協力 をお願いする。また、医療情勢が厳しさを増す中、 政治の場においても医師会の強い発言力が必要 であり、来る7 月の参議院選挙においては、日 医の組織内候補である羽生田先生の高位当選に 向け、九医連は一枚岩となって臨んでいきたの で、重ねてご協力をお願いしたい」と挨拶をした。

協 議

1)九州医師会連合会長・同副会長の互選について(沖縄)

会長には、担当県会長である小職(宮城)が、 副会長には次期担当県の近藤稔大分県医師会長 が選出された。

任期は、平成25 年4 月1 日〜平成26 年3月31 日

2)九州医師会連合会監事の選定について(沖縄)

九州医師会連合会の監事の選出は、会則で「委 員総会において委員のうちから選定する」こと になっている。慣例により担当県の隣接県から 選定することとし、今年度は鹿児島県と熊本県 から監事候補者を推薦することに決定し、来る 5 月25 日に開催予定の定例委員総会で承認を 得ることになった。

任期は平成25 年4 月1 日より平成26 年3月31 日まで。

3)第333 回常任委員会並びに第105 回定例委 員総会(5 月25 日(土)・那覇市)の開催に ついて(沖縄)

みだし常任委員会並びに定例委員総会の開催について、下記のとおり決定した。

期日 平成25 年5 月25 日(土)
場所 ANA クラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー
会議 1)九州医師会連合会第333 回常任委員会(16:30 〜 17:20)
   2)九州医師会連合会第105 回定例委員総会(17:30 〜 18:30)
   3)九州医連連絡会第14 回執行委員会(18:40 〜 19:10)
   4)懇親会(19:20 〜)

4)第334 回常任委員会(6 月7 日(金)・鹿児島市)の開催について(沖縄)

第334 回常任委員会を、来る6 月7 日(金) 鹿児島市で開催される「九州各県保健医療福祉 主管部長並びに九州各県医師会長との合同会 議」に併せて下記のとおり開催することに決定した。

  • 日 時:平成25年6月7日(金)16:00 〜 16:50
  • 場 所:城山観光ホテル

5)平成25 年度(第35回)九州各県保健医療 福祉主管部長・九州各県医師会長合同会議(6月7日(金)・鹿児島市)について(鹿児島)

標記合同会議について、今年度は鹿児島県の 行政が担当し下記の通り開催する計画である旨 の報告があった。

  • 期 日:平成25 年6 月7 日(金)
  • 場 所:城山観光ホテル
  •  
  • 日 程:
       1)平成25 年度九州各県保健医療福祉主管部長・九州各県医師会長合同会議
         17:00 〜 18:30
         2 階 サファイアホール飛鳥
       2)九州各県保健医療福祉主管部長・九州各県医師会長意見交換会
         18:30 〜 4 階 パールホール天平

なお、長崎県の蒔本会長より、当合同会議に 昨年の当会議で協議された「各県医師会と各県 との災害時医療救護協定」について提案する予 定となっているので、お含み置きいただきたい との説明があった。

6)県境における医療体制(救急医療を含む)について(鹿児島)

《提案理由》

本県は、3 県(宮崎、熊本、沖縄)と隣接し ている。大隅半島の北に位置する曽於地域では、 住民の生活・医療圏がほとんど宮崎県都城地域 であり、多くの患者を同地域の医療機関が受け 入れている。特に小児と外科(内科医で登録)は、 曽於地域の開業医が隔月に1 回程度、都城市郡 医師会病院の夜間急病センターへ出向き、診療 に参画している。

また、県北に位置する出水・伊佐地域は、熊 本県水俣・人吉地域に隣接しており、地域に不 足している産科や小児科、脳神経外科などの二 次・三次救急を水俣市立総合医療センターや人 吉総合病院等の医療機関に受け入れをお願いし ている。

さらに、多くの離島を抱える本県では、奄美 南部(徳之島、沖永良部島、与論島)の救急医 療(周産期医療を含む)を沖縄県に委ねており、 特に急患発生時には、沖縄県のドクターヘリが 協定に基づき対応することになっている。

本件については、昨年、沖縄県と鹿児島県の 行政間で意見交換会が開催され、その席上に本 会も参画し、県境の医療体制等を協議したところである。

今後、県境の医療問題は、ますます重要となり 何らかの対応が急がれることから隣接する県医師 会と県行政間で協議する場を設置することが急務 と考えるが、各県のご意見をお伺いしたい。

当該問題については、沖縄を除く各県とも複 数の県との境界を有していることから、各地域 の実情や問題点等がそれぞれ報告された。

なお、当該事項については、来る6 月7 日(金) に鹿児島県で開催される九州各県保健医療福祉 主管部長・九州各県医師会長合同会議に鹿児島 県医師会から提案していただくことになった。

報 告

1)平成25 年度九州医師会連合会行事予定について(沖縄)

九州医師会連合会の本年度の行事予定につい て報告した。

2)九州医師会連合会からの弔意について(沖縄)

4 月2 日に宮崎県医師会の顧問で、元宮崎県 県医師会長、九医連常任委員をお務めになった 黒水啓一先生がご逝去されたことから、九医連 慶弔規程に則り、九医連会長名で弔電、供花、 香典をお贈りし弔意を表したことを報告した。

一列目左から:安里副会長(沖縄)、稲倉会長(宮崎)、池田会長(鹿児島)、蒔本会長(長崎)、宮城会長(沖縄)、近藤会長(大分)福田会長(熊本)、池田会長(佐賀)、玉城副会長(沖縄)、真栄田常任理事(沖縄)

二列目左から:大重局長(宮崎)、久保次長(鹿児島)、浜口局長(長崎)、上原局長(沖縄)、寺司局長(大分)、西岡局長(熊本)、田中局長(佐賀)、幸田局長(福岡)