会長 宮城 信雄
去る3 月9 日(土)、宮崎市のシーガイアコ ンベンションセンターにおいて標記常任委員会 が開催されたので、その概要を下記のとおり報告する。
挨 拶
九州医師会連合会長
稲倉会長(宮崎県医師会長)より、「私ども が地元宮崎で開催する会議は本日が最後で、残 すは3 月31 日に東京で開催する日医代議員連 絡会議のみとなる。各県の皆さまのご協力によ り大過なく九医連の諸行事が運営できたことに 感謝とお礼を申し上げる」との挨拶があった。
報 告
1)九州ブロック日医代議員連絡会議(3月9日(土)宮崎市)について(宮崎)
宮崎県の稲倉会長より、本日、当常任員会終 了後開催する標記連絡協議会について、下記の とおり報告があった。
1)日本医師会各種委員会報告
○医療事故調査に関する検討委員会 堤 康博 委員(福岡)
○日本医師会綱領(仮称)委員会 福田 俊郎 委員(長崎)
2)中央情勢報告
○日本医師会長 横倉 義武 先生
○日本医師会常任理事 今村 定臣 先生
○日本医師会常任理事 藤川 謙二 先生
協 議
1)九州医師会連合会第332 回常任委員会の開催について(沖縄)
沖縄県より、平成25 年度の第1 回目となる標記常任委員会の開催について提案を行い、下 記のとおり開催することに決定した。
2)医療ツーリズムへの対応について(鹿児島)
鹿児島県の池田会長より、以下のとおり提案があった。
鹿児島では行政側において医療ツーリズムに 関する検討がおこなわれ、現在、モデル事業と して、郡市医師会と行政側において、温泉を活 用した「健康増進型と観光を組み合わせた」医 療ツーリズムの事業計画を策定中である。
このような中、郡市区医師会長会議で、全国 展開する系列病院が鹿児島において医療ツーリ ズムに乗り出す可能性があるのではとの懸念す る意見があり、各県の実情を聞いて欲しいとの 要請があったので、本日の常任委員会に提案し た。各県の状況を聞かせていただきたい。
各県の状況
福岡、長崎、沖縄においては、医療ツーリズ ムの取り組みが行われているが、各県とも大き な動きにはなっておらず、また、その他の県に ついては、医療ツーリズムの話題が上がった時 に医師会として反対の意思を示し、現在のとこ ろ具体的な動きには至っていないとの報告があった。
3)第128 回日本医師会定例代議員会開催に伴う九州ブロック日医代議員連絡会議(3 月31日(日)日医)の開催について(宮崎)
宮崎県の稲倉会長より、標記連絡会について提案があり、来る3 月31 日(日)、午前9 時 より開催することに決定した。
4)第128 回日本医師会定例代議員会(3 月31 日(日)日医)における代表・個人質問について(宮崎)
宮崎県の稲倉会長より、標記代議員会の質問 事項として九州各県から3 題提出されており、 代表・個人質問についてご協議いただきたいと の提案がり、代表・個人質問について下記のと おり決定した。
代表質問
1)地域医療再生基金の平成24 年度補正予算による積み増し分に係る在宅医療の整備推進について(鉾之原大助 代議員・鹿児島)
個人質問
1)医療にかかわる控除対象外消費税問題の根本的解決
課税制度は「患者に新たな負担」を強いるものではない!!(小尾 重厚 代議員・長崎)
2)統合医療推進は許されない(白石 昌之代議員・福岡)
5)その他
1)「日医代議員会におけるブロックからの個人質問数」に関する九州ブロックとしての意見取り纏めについて(長崎県)
長崎県の蒔本会長より、標記調査結果につい て報告があり、来る30 日の議事運営員会にお いて、九州ブロックの意見として報告して頂く ことを確認した。