那覇市立病院医師会 会長 伊波 寛 先生
沖縄県医師会と那覇市立病院医師会のパイプ役が出来るように頑張ります。
Q1．那覇市立病院医師会会長ご就任おめでと うございます。就任後3 ヶ月が経過しました が、これまでを振り返っての感想と今後の抱 負をお聞かせ下さい。
那覇市立病院医師会長に就任して3 ヶ月に なりますが、専門科が麻酔科であり、院内・院 外の活動や医師会の活動に対して知らないこ とが多いことを実感しています。医師会からの 連絡等で、医師会の多岐にわたる活動の多さを 知り驚いているところです。前任の喜屋武幸男 先生や継続して副会長を引き受けて頂いた田 端一彦先生にアドバイスを頂き、何とか沖縄県 医師会と当院医師会のパイプ役が出来るよう にと考えています。
Q2．貴会の基本的な活動内容、また特に力を 入れている取り組みがありましたら教えて下 さい。
勤務医ということもあり、県医師会の活動に 無関心な医局員が多いことは否めません。よっ て、当医師会の活動も活発とはいえません。前 述のように、県医師会と当医師会の連絡がス ムーズに行え、県医師会の活動に参加できれば と考えています。
Q3．那覇市立病院は独立行政法人化となって 5 年目ですが、独法化前後で変わったことが ありましたら教えてください。
病院全体が独立行政法人化して赤字になっ てはいけないと、それ以前よりもさらに努力し ているように思います。病院経営を無視しては いけないと思いますが、病院の形態上（半公半 民？）、自治体病院としての公的な役割も維持 しなければいけないという立場もあり、これか らの課題だと思います。
Q4．那覇市立病院は救急を積極的に受け入れ ている病院のひとつですが、他の病院との 違い・特色などがありましたら教えてくだ さい。
病院の日勤業務の終了から翌日の開始まで 内科・外科・小児科それぞれの担当医師が割り 当てられ、24 時間連続した診療体制が出来る ようになっています。救急の輪番日（毎週火曜 日と週末の担当日）には、ICU も緊急入院に も対処できるようベッドを開けています。
Q5．本会または日本医師会へのご意見・ご要 望がありましたらお聞かせ下さい。
県医師会にも勤務医部会があることは知っ ていますが、どのような活動を行っているかよ く分りません。勤務医主体の当医師会の問題点 を県医師会にどのように要望できるかを、これ から勉強したいと思っています。
Q6．最後に日頃の健康法、ご趣味、座右の銘 等がございましたらお聞かせ下さい。
健康法として特別なことはしていませんが、 毎日3 回の歯磨き時に腹式呼吸をしながら四 股立ちをやるくらいでしょうか。10 年位続い ています。高校時代にやっていた空手の稽古を 10 年前から再開しましたが、道場へ毎週行っ たかと思えば、2 〜 3 か月行かなかったりと健 康法とはいえません。これから少し回数を増や していこうと思っています。
趣味はラン栽培で、始めたばかりです。亡く なった父がラン栽培をやっていて、残したラン があったものですから。
座右の銘は、“do my best” です。
この度はお忙しい中、ご回答頂きまして誠に 有難うございました。
インタビューアー：広報委員 友利 寛文