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沖縄県交通遺児育成募金の贈呈について

宮城信雄

会長 宮城 信雄

本会では、沖縄県交通遺児健全育成資金造成 の為、沖縄県歯科医師会・沖縄県薬剤師会・沖 縄県看護協会と協力して募金活動を行ってまい りました。

この度、平成23 年度の募金がまとまりまし たので、去る2 月28 日(火)に下記のとおり 沖縄県交通遺児育成会へ贈呈いたしました。

同育成会への募金は、平成2 年度から平成 11 年度までは会員によるチャリティー写真展 を開催し、その売上金を寄付しておりました。 平成12 年度からは、会員施設に募金箱を設置 していただき、その募金額を贈呈しております。 沖縄県交通遺児育成会へのこれまでの募金額は 15,270,174 円となっています。

会員の皆様から頂いた寄付金は、交通遺児の 学業支援に毎年給付されております。今年度の 給付対象交通遺児、その他年度内に発生した交 通遺児延べ138 人に対して見舞金、小学・中学 校新入学及び中学校卒業生には激励金あわせて 10,102,000 円が給付されております。

今年度は、東日本大震災の影響で、寄付金も 厳しい状況になってしまわないか心配しており ましたが、皆さまの温かいご支援により、今年 度も638,111 円を寄付する事ができました。募金にご協力いただきました会員の皆様へ厚く感 謝申し上げ、ご報告といたします。

なお、交通遺児育成募金事業は、今後も継続いたしますので募金箱の設置について引き続きご協力をお願い致します。

また、募金箱を設置していない医療機関にお いては、是非ともこの主旨にご賛同いただき、 募金箱の設置について本会事務局へご連絡下さ いますようお願い申し上げます。


左より、富田詢一理事長(交通遺児育成会)、小生、奥平登美子会長(看護協会)、
神村武之会長(薬剤師会)、比嘉良喬会長(歯科医師会)