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沖縄県リハビリテーション医学会・協会の紹介

金谷文則

沖縄リハビリテーション医学会
会長 金谷 文則

沖縄県リハビリテーション医学会・協会は平成13 年度12 月1 日に設立され、現在に至っています。 「リハビリテーション医学の研究、教育、診療の進歩・発展に努め、リハビリテーションの普及を図る こと」という当会の目的に沿い、以下のような研究会開催、共催など活発な活動を行っています。

平成13年 12/1 第1回 沖縄県リハビリテーション医学会・協会 研究会(以下研究会)
設立記念公開講演
 「医療改革と今後のリハビリテーション医療の動向」
   千野 直一(慶応義塾大学医学部リハ医学教室 教授)(日本リハ医学会 理事長)
平成14年 3/9 市民公開講座
 テーマ「地域での生活を支えるリハビリテーション」
  「介助犬について」高柳 友子(介助犬アカデミー事務局・医師)
  「理学療法士として介助犬訓練に関わるために」比嘉 悦子(ハートライフ病院)
  「介助犬はこんなことをしてくれる」山口 亜紀彦(千葉市花見川区役所)
  「寝たきりにならないための脳卒中のリハビリテーション」三好 正堂(浅木病院院長)
  「住み慣れた家、地域で暮らしたい
   −足の不自由な娘さんと痴呆のあるお母さんの住宅の例について」
    吉田 誠冶(夢設計一級建築士)
平成14年 3/30 第2回 研究会
 「医療保険改定とリハビリテーション」
   末永 英文 (沖縄県医師会 理事)(沖縄県リハ医学会・協会 副会長)
7/7 第3回 研究会
 「リハビリテーションにおけるADL 訓練のあり方」
   大川 弥生 (国立長寿医療研究センター老人ケア研究部 部長)
シンポジウム
 「家庭で役立つADL 介助技術」
平成15年 3/22 第4回 研究会
 「高齢者の転倒の原因とその予防」
   江藤 文夫(東京大学院医学系研究科 リハ医学講座)
8/3 第5回 研究会
 「嚥下障害について」 本多 知行(佐賀社会保険病院 リハ科部長)
平成15年 11/8 職業リハビリテーションフォーラム
 「高次脳機能障害者の職業リハビリテーション」
   田谷 勝夫(独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構
         障害者職業総合センター主任研究員)
シンポジウム
 「高次脳機能障害者の就労を支える〜現状と課題を見つめ、今後の支援のあり方を探る」
平成16年 7/4 「高次脳機能障害者の社会復帰に向けての包括的治療
    −リハビリテーションチームの取組み−」
     永吉 美砂子(福岡市立心身障害福祉センター主査)
11/26 「高齢者の転倒、骨折リスク評価とその予防の為の運動処方」
11/27 第6回 研究会
   「転ばぬ先の杖と知恵−転倒・骨折・寝たきりを防ぐために−」
    武藤 芳照(東京大学院身体教育学 教授)
平成17年 11/13 市民公開講座
 「介護予防事業と地域リハビリテーション」
   伊藤 利之(横浜市総合福祉センター センター長)
11/28 第7回 研究会
 「障害者スポーツ医学とリハビリテーション」
   田島 文彦(和歌山県立医科大学リハ医学 教授)
平成18年 12/11 学術講演会
 「パラリンピックの身体機能とインテグレーション」
   陶山 哲夫(埼玉医科大学総合医療センターリハ科教授)
平成20年 2/10 第8回沖縄県リハビリテーション医学・協会研修会(以下研修会)
 テーマ「高次脳機能障害の診断とリハビリテーション」
 「一般医家のための高次脳機能障害の診断」
   蜂須賀 研二(産業医科大学リハビリテーション医学講座 教授)
 「高次脳機能障害のリハビリテーション」岡崎 哲也(産業医科大学講師)
 「社会復帰準備のためのリハビリテーション学級」
   甲斐 明子先生(産業医科大学病院 高次脳機能障害支援コーディネーター)
3/30 全国地域リハビリテーション支援事業 沖縄ブロック研修会<共催>
 テーマ「地域リハビリテーションの推進に向けて」
 「地域リハビリテーション支援事業の取組みについて」
   米満 弘之(全国地域リハ支援事業連絡協議会会長)
 「障害のある人々から学んだ地域リハビリテーション−ユニバーサル社会を目指して−」
   澤村 誠志(兵庫県立総合リハセンター名誉院長)
 パネルディスカッション
  「沖縄県における地域リハビリテーション活動の現状と展望」
5/18 市民公開講座
 「転ばぬ先の杖と知恵−転倒・骨折・寝たきりを防ぐために−」
   武藤 芳照(東京大学大学院教育学研究科 身体教育学講座 教授)
平成21年 5/23 第9回研修会
 「健やかに立つ歩くための脳の仕組み−脳画像データや神経成長因子が語る脳のからくり−」
   森 茂美(岡崎国立共同研究機構・生理学研究所)
平成22年 9/26 第10回研修会
 「先端医用工学の運動器疾患への応用」島田 洋一(秋田大学大学院 整形外科学講座)
平成23年 1/29 補装具の適正支給に関する研修会<共催>
 「脳卒中の下肢装具とその適応」浅見 豊子(佐賀大学医学部附属病院 リハ科診療教授)

リハビリテーションは、外科系、内科系、分野を問わず関わりを持つため、上述の通り講演の内容 も非常に多岐にわたっております。ぜひ多くの先生方に研修会等の講演会に足を運んでいただき、リ ハビリテーションにより関心を持っていただけたらと存じます。