5 月の連休、息子家族のキャン プに渋渋ついて行った。しかし、 やんばるの山中に入る頃、「ああ、 やっぱりヤンバルはいいなあ!」 と大きく息を吸い込んでいた。
10 年前は、やんばるの森や川に 魅せられて毎週のようにカメラ片 手に北部の山中を友人と二人でさ まよっていた。
今回の場所は国頭村森林公園キ ャンプ場の辺土名湖である。以前 は出会えなかった素晴らしいスポ ットである。やんばるの美しい 木々の緑や清涼な空気感をはたし て切り撮れたであろうか。
垣花整形外科・歯科医院
垣花 隆夫
講 評
写真家新報カルチャーセンター講師 新嘉喜 祐司
山原には、まだまだ美しい自然が残っています。
水面に映っている木立や緑がとても印象的です。
上・下のバランスのとれた吸い込まれる様な写真で、今後、写真を撮る時は三分割にして写されるとよいと思います。
コメント
広報副担当理事 照屋 勉
平成22 年度のBest Picture 賞が決定いたしました。 (ご投稿頂いた先生方の写真に対する“熱い思い”に、順位をつけることにはいささか申し訳ないという気持ちも あるのですが…!)まず、厳選された12 枚の写真を、写 真家の新嘉喜祐司先生に、さらに4 枚の写真に絞り込ん で頂き、平成22 年12 月2 日の広報委員会にて採決いた しました。そして、採決の結果、平成22 年度のBest Picture 賞は、7 月号掲載の「緑映」(by 垣花整形外科・歯科医院の垣花隆夫先生)に決定いたしました。(2 月号 掲載:安里良盛先生の「夢」、4 月号掲載:高良聰子先生 の「芝桜」、12 月号掲載:新里越郎先生の「栴檀造形」 も同様に高い評価を受けておりました!)。垣花先生に は、崩されつつある山原の原風景を見事に“切り撮って” 頂きました。先生の「古い壺」に対する造詣の深さは認 識しておりましたが、「写真」に関しても、“上下のバラ ンスのとれた吸いこまれる様な写真”と評される程のセ ミプロレベルの実力…、改めて脱帽です。今後とも、美 しい写真のご投稿の件、宜しくお願い申し上げます。
【P.S.】
1)広報委員会において、写真家;新嘉喜祐司先生の講 評を聞かせて頂く際、プロの方の視線・アングル・感 性に、広報委員一同“トリビアの泉”状態で「へ〜!へ〜!へ〜!」と、毎回頷いております。
2)会報表紙写真に関しまして、より多くの会員の先生 方に、ご投稿・ご推薦頂きますよう心から切に切にお 願い申し上げます。