とおのくら整形外科 砂川 憲政
会員の皆様新年あけましておめでとうござい ます。今年が、皆様にとって良い年であります よう祈っております。
私は、昭和37 年(1962)寅年の生まれ、平 成22 年(2010)は寅年ということで、今回に て4 回目の年男です。
次回もう一度の干支平成34 年(2022)を迎 えると還暦を迎えることになることを考えると 時間の流れを考えさせられます。
平成元年医学部を卒業し、今年で医師として 22 年目となります。
琉大医学部卒業後に整形外科医局へ入局し大 学病院および関連病院にて医師としての知識や 技術を取得させていただき、そして平成20 年 4 月に開業しました。
平成22 年3 月には、満2 年経過することに なります。
開業医としての仕事は、通常の患者さんの診 療や治療に加えて医療経営やスタッフ教育など にかかわっていかなければならず、勤務医時代 とは業務内容が大きく変わり、自分自身が勉強 していかなくてはいけないことが多く大変では ありますが、楽しくもあり新鮮でもあります。
医療経営を考えるようになると自然と政治状 況や医療制度を考えることが多くなります。
平成2 1 年1 月にアメリカ大統領が、 「Change」「Yes We can」を掲げたオバマ氏 へ変わり、同年8 月日本の衆議院選挙にて民主 党が圧勝し長年政権を担当してきた自由民主党 から民主党へと政権交代がなされました。
新しく政権を担当した民主党は脱官僚政治主 導を掲げこれまで自由民主党が行ってきた政策 を大幅に変えている状況です。
医療制度や診療報酬の改定も新しい政権下で 変化していく可能性があり注目していく必要が あると思います。
話はかわりますが、開業後運動不足解消のた め勤務医時代にしていたテニスを再開しまし た。平日は忙しくて時間がとれないため週末の 日曜日を利用して小学校高学年〜中学生(現在 中2 中1 小5)になる3 人の息子たちを説得し テニスをさせ、その練習相手として自分の練習 を行っています。当初テニス経験のある私がテ ニスラケットの握り方からボールの打ち方まで 手取り足取り指導し、何とか形となる練習試合 をして満足していました。
テニスを開始して1 年が経過すると興味を覚 えた息子たちはテニススクールや学校のテニス クラブへ入部し本格的な練習を開始しています。
子供の成長は早いもので特に現在中2 の長男 にはサーブリターンとも打球にスピードがあり 私のレベルを遥かに超え練習試合で勝つことが 難しくなっています。
子供の成長を確認しうれしくもあり自分のレ ベルを確認し悲しくもあります。
しかし中1 小5 の息子たちは熱心に練習する も、まだ私のレベルには達せず、私を頼りとし て練習試合に喜んで付き合ってくれています。
今年も楽しみながら健康維持と子供とのコミ ュニケーションの一つとしてテニスを続けてい きたいと思います。
最後に今年は開業して3 年目突入となります。 地域の医療を担う医療機関として患者さんへ最 良の医療が提供できるよう今後とも体制を整え ていきたいと考えています。
そのためには患者さんとのコミュニケーショ ンを十分とり、スタッフ教育を行いながら自分 自身も成長していけるように自己研鑽を積んで いきたいと思います。