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沖縄県歯科医師会 会長 比嘉 良喬 先生

比嘉良喬先生

沖縄県民の歯と口の健康を 維持促進し、一生涯口から食 事が出来るよう多くの医療機 関との医療連携を構築して行 くことを目指します。

Q1.今年4 月に歯科医師会長に就任されまし て早7 ヶ月となるかと存じますが、ご感想と 今後の抱負をお聞かせください。

4 月からの就任では有りますが、2 月の臨時 総会で沖縄県歯科医師会会長として信任を受 け、専務理事の職責を果たしながら次期役員の 選考を行い、勢いに任せて、現在に至っている 次第です。

会長職につき行政やその他の団体との対外的 な対応等、多くの時間を費やすと同時に、多く の事を学ばせて頂いております。

沖縄県歯科医師会の歴史において、親子二代 の会長は初めてであり、比較される事も多々有 りますが、時代や性格の違いもありますので私 なりの個性を見て頂きたいと思います。

今後の抱負としては、沖縄県民の歯と口の健 康を維持促進し、一生涯口から食事が出来るよ う多くの医療機関との医療連携を構築して行く ことを目指していきます。

Q2.長年の医療費抑制により、医療界は厳し い状況下にあり、歯科医療も困難な状況に あると思いますが、この度新政権に代わり、 どのように変わっていくと思われますか。 また、どのように期待しておりますか?

新政権に変わって、マニフェスト通りに医療 収入への事業税などの課税等単に負担増を押し 進めていくのか、平成23 年4 月に始まるレセ プトオンラインにおいても、どの様な着地点を 見いだせるか、又今後の保険改正において、歯 科における医療安全に対する処置や技術料に関 しての適正な評価をしていただくことを期待し ております。

Q3.沖縄県歯科医師会として、現在特に力を 入れている取り組み等がありましたら教え て下さい。

在宅歯科治療と障害者歯科治療への協力医及 びスタッフの育成及び県民への啓発活動を行い ながら、多医療機関との医療連携を構築するた めにも、在宅支援センターの設立を検討してお ります。

Q4.本会に対してのご意見・ご要望がござい ましたらお聞かせください

県民の健康を守り、尊厳ある人生を送るに は、県民を取り巻く医療関係者の連携がなくて はならないし、また予防の見地からも積極的に 連携して行かなければなりません。

個々で行う単発のイベントでなく、なごみ会 を通して、全体で出来る事業を行うことで、よ り県民への健康への関心をひくのではないかと考えます。

Q5.最後に日頃の健康法、趣味、座右の銘等 がございましたら、是非お聞かせください。

これといった健康法はなく、朝の青汁を飲む こと、ストレス発散での適度な飲酒、特にスコ ッチウイスキーは好きです。

趣味はここのところ中断をしていた、スキー か乗馬をそろそろ始めようかと考えています が、先ずは堅くなった身体をほぐす事を始めよ うかと考えています。

座右の銘は特にありませんが、好きな言葉と して「下を向かずに顔を上げ常に前を向いて進 んでいきたい」

この度は、インタビューへご回答いただき、 誠にありがとうございました。

インタビューアー:広報担当副会長 玉城信光