九州医師会連合会第306 回常任委員会
会長 宮城 信雄
去る10 月23 日（金）午後3 時から熊本ホテ ルキャッスルでみだし常任委員会が開催された。
はじめに横倉義武九州医師会連合会長（福岡 県医師会長）より挨拶があり、この後開催され る「九州各県保健医療福祉主管部長・九州各県 医師会長合同会議」が、本年度熊本県（行政担 当）で開催することから、熊本県医師会のお世 話で常任委員会が開催されることについてお礼 が述べられ、報告・協議が進められたので概要 について報告する。
報 告
1）台風18 号に対するお見舞い（電報）につ いて（福岡）
横倉会長報告
台風18 号による災害に対し、茨城県医師会、 静岡県医師会、愛知県医師会、三重県医師会、 兵庫県医師会、和歌山県医師会、高知県医師 会、鹿児島県医師会へ九州医師会連合会より電 報を持ってお見舞いしたとの報告があった。
2）日本医師・従業員国民年金基金（次期）第 8 期代議員候補者の推薦について（福岡）
横倉会長報告
日本医師従業員国民年金基金より依頼のあっ た第8 期代議員候補者を、前回の常任委員会の 決議に基き、大分県と沖縄県から報告のあった 下記2 名を推薦したとの報告があった。
- 奥津 明 （大分県臼杵市医師会）
- 野原 薫 （沖縄県南部地区医師会）
3）平成21 年度（第31 回）九州各県・政令指 定都市保健医療福祉主管部長・九州各県医師会長合同会議について（熊本県）
北野会長報告
当常任委員会終了後、引き続き午後4 時から 開催されるみだし合同会議について、日程並び に会議の進行等について説明があった。
協 議
1）第308 回常任委員会並びに第2 回各種協議 会（1 月23 日（土）福岡市）の開催につい て（福岡）
横倉会長提案
みだし常任委員会並びに第2 回各種協議会の 開催日時、会場等並びに各種協議会の開催種目 について提案があり、原案どおり下記のとおり 決定した。
- 日 時：平成22 年1 月23 日（土）17 ： 00 〜 19 ： 00
- 場 所：ホテル日航福岡
1）第308回常任委員会 17：00〜19：00
2）第2 回各種協議会17：00〜19：00
1）医療保険対策協議会（労災・自賠責含む）
2）介護保険対策協議会
3）地域医療対策協議会（産業保健、新型インフルエンザ、高齢者対策含む） - 3）懇親会（19 ： 10 〜 21 ： 00）
2）九州各県・政令指定都市保健医療福祉主管 部長・九州各県医師会長合同会議の開催時 期変更について（熊本）
北野会長提案
例年10 月頃に開催している「九州各県保健 医療福祉主管部長・九州各県医師会合同会議」について、行政側より（熊本県）より協議内容 を国予算に反映させるために開催時期を5 月末 から6 月上旬に変更していただきとの要望があ るとの説明があり、協議の結果次年度から変更 することに決定した。
3）日本医師会と日本医師連盟について（宮崎）
稲倉会長提案
「日本医師連盟規約をよると、医師連盟役員 は全て日本医師会役員であてている。日本医師 会と日本医師連盟の役員が全く同じである。こ れでは国民、政党、行政から見ても日本医師会 と日本医師連盟は全く同じものと思うのは当然 である。
日本医師会の主たる業務は、医療政策の立 案・関係省庁との折衝などを通じて社会に貢献 することである。日本医師連盟の役割は、日本 医師会の政策を実現し、目的を達成するために 完全に別組織にする必要がある。今回の衆議院 選挙の結果を考慮し、今後の活動をスムーズに するためには、日本医師連盟はメンバーを一新 して再出発すべきと考える。日本医師会と日本 医師連盟の構成員がまったく同じであるのは問 題である。
ちなみに、他の医療関係3 団体について調べ てみると、日本歯科医師会と日本看護協会では 本会役員と連盟役員は全く別であり、日本薬剤 師会では会長のみが本会と連盟の会長を兼ねて いる。」との提案説明があった。
又、宮崎県で実施（51 名）した「日本医師 連盟・次回参議院議員選挙に対するアンケート 調査結果」について説明があり、このままでは 来年の参議院選挙は乗り切れない。将来に対し て展望の持てる医師連盟になれないとの危惧を 持っているので、皆さんのご意見もお聞きした いとして意見交換が行なわれた。
その他
1）九州医師会連合会事務局長会議の開催につ いて（福岡）
横倉会長
現在、各県医師会事務局で公益法人制度移行 に関する準備を進めているが、第1 回目の勉強 会に引き続き第2 回の事務局長連絡会を下記の とおり開催してよいか提案があり、了承された。
記
- 日 時：平成21 年11 月27 日（金）14 ： 00
- 場 所：福岡県医師会館
- 講習内容：1）公益申請を行う場合の留意点
2）下記事業を行っている医師会にて非営利一般を目指す場合の申請事例
・臨床検査センター
・看護学校
・検診センター
・共済事業
・会館ビル など - 講 師：高野総合会計事務所
マネージャー 清水謙一氏