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今年の抱負

上地秀昭

豊見城中央病院 上地 秀昭

今年は丑年。年男ということで今年の抱負に ついて執筆依頼がありました。毎日、仕事や子 供たちの育児に追われ、やりたいこともできな い状況ではありますが、今年の目標をたてたいと思います。

まずトラベル英会話。英語の論文はそれなり に読めるはずなのに、いざ喋ろうとすると言葉 がでてきません。長男が英会話教室に通いだし たので、自分も頑張ってみようと思いました。 本気でやるなら英会話教室へ通うべきですが、 結局980 円の旅行に必要な英会話のCD を購入 し、毎日自転車通勤時に聞いています。これは 短い文章(6 語以内)で言いたいことを伝える ことができるようになっており今年の夏休みま でにはマスターしたいと思います。

仕事の面では、子宮癌検診の啓蒙(子宮頚癌 の予防)に力を入れたいと考えています。子宮 頚癌は癌検診を受けていれば早期発見可能な疾 患ですが、沖縄も含め日本全体で子宮癌検診受 診率が20%前後であるため、子宮頚癌が予防で きていないのが実情です。未受診の理由が「忙 しい」「恥ずかしい」であることから、当院で は自己採取HPV(ヒトパピローマウイルス) 検査を導入し、その啓蒙活動に努めています。 個人的には長男の通う保育園の保育士や父兄を 対象に講演会を行っています。さらに県内では 当院でのみ可能な広汎子宮頚部摘出術の技術・ 知識の向上、日本がん検診・診断学会認定医、 婦人科腫瘍学会専門医、日本臨床細胞学会細 胞診専門医取得に向けて勉学に励みたいと思い ます。