会長 宮城 信雄
みだし常任委員会が去る9 月20 日(土)、午 後4 時からホテル日航熊本で開催された。当日 は常任委員会と併せて第1 回各種協議会が開催 され、日本医師会から中川常任理事(医療保険 対策協議会)、三上常任理事(介護保険対策協 議会)、内田常任理事(地域保健対策協議会) が出席した。
常任委員会では北野九州医師会連合会長より 開会の挨拶があり、報告・協議が進められたの で概要について報告する。
報 告
みだし医学会分科会への演題と記念行事への 申し込み状況について説明があった。
・医学会分科会一般演題申込状況について(平成20 年9 月5 日現在)
・記念行事申込状況について (平成20 年10 月11 日締切)
ゴルフ32 名、ラグビー0 名、サッカー0 名、テニス11名、卓球1名、剣道2名、囲碁0名
協 議
来る10 月26 日(日)に開催される日医臨時 代議員会への質問事項について、各県より7 題 の提案があり、代表(1 題)並びに個人質問(2 題)について協議を行い次のとおり決定した。
代表質問(1 題)
1)医療提供体制再構築の検討
「安心と希望の医療確保ビジョン」と日医 の政策関係は?(福岡県・横倉義武代議員)
尚、鹿児島県の野村秀洋代議員から提案 のある「医師不足対策問題」について、医 学部定員増に関する事項を追加して質問す ることになった。
個人質問(2 題)
1)小児保健法制定に向けた日本医師会の今後 の具体的な取組方針について (鹿児島県・池田琢哉代議員)
2)医療関係職種の業務分担と裁量権の見直し について (大分県・嶋田 丞代議員)
来る11 月14 日に開催するみだし常任委員 会、臨時委員総会の開催日程について提案があ り、下記のとおり決定した。
来る11 月15 日(土)、午前10 時から開催す る唐澤会長の中央情勢報告への要望事項ついて 計16 題の提案があった。(福岡、佐賀、宮崎、 沖縄から各1 題、長崎12 題)
協議の結果、唐澤会長講演への要望議題が多 いことから、重複している事項や当日の各種協 議会で協議される事項を熊本県医師会で整理 し、提出することになった。
要望事項は下記のとおり。
1)日医の政策決定について(福岡県医師会)
2)医師養成数と医師卒後臨床研修制度の見直 し等に対する日医の具体的対応について (佐賀県医師会)
3)会員に対する日医の求心力は急速に低下 し、組織としては危機的状況にあります。 このことに関しての会長のご認識と今後の 対策について、また都道府県医師会の役割 についてのお考えをお聞かせいただければ ありがたいと存じます。(宮崎県医師会)
4)日本医師会は、日本医師会小児保健法検討 委員会が本年1 月に提出した答申に基き、 同法が早期に制定されるよう、更なる取組 をしていただきたい。(沖縄県医師会)
5)医師会立看護学校検討委員会・部会(仮 称)設置について
6)消費税(損税)についての対策
7)医療安全調の議論をもう一度郡市医師会に 戻してほしい
8)医療費削減と消費税問題
9)特定健診
10)介護療養病床廃止、療養病床削減の問題
11)平成20 年度診療報酬改正―外来管理加算
12)平成20 年度診療報酬改定―後期高齢者診 療料
13)レセプトオンライン化
14)行政の広報活動に関して
15)事故調について
16)スタートしたばかりの特定健診の問題点に ついて
(5)〜16)長崎県医師会)
第108 回九州医師会連合会総会における宣 言・決議案について、各県医師会で検討のうえ 10 月20 日までに熊本県医師会へ回答すること とし、来る10 月30 日に開催する常任委員会で 決定することになった。
平成21 年2 月21、22 日に開催する標記研修 会を、例年どおり九州医師会連合会の主催で開 催することに決定した。
その他
・九州各県・政令指定都市保健医療福祉主管 部局長及び九州各県医師会長との合同会議に ついて
来る10 月31 日に開催するみだし合同会議に ついて、「福岡市」と「北九州市」が参加を取 りやめることになったとの報告があった。会議 の名称は、次年度から「政令指定都市」を外す との説明があった。