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平成 19年8月20日の那覇空港での
中華航空機炎上時の対応について

仲本昌一

仲本内科 仲本 昌一
(那覇市医師会救急担当理事)

10時42分 那覇市医師会事務局上地さんより、那覇空港事務所より、救援出動に待機するよう指示あり。

10時50分 診察中の患者を診察後、処方箋を出し、新たな来院患者を打ち切り、1分程前に来た患者1名は、事情を説明し、他院を受診するようにお願いし、承諾を得た。

○テレビで航空機が炎上している情報を確認でき、待機するよりもすでに長嶺信夫先生は出動しており、状況把握のため出動する。

10時52分には運転手1名、看護師1名とともに出発した。

11時に新都心リウボウから58号線にでたが、すでに交通混雑し、なかなか進まず。 その間、医師会事務局と何度か携帯電話で連絡を取る。

ラジオでの情報を聞く
 (機内にまだ乗務員が4名残っている可能性あり?)
 (2名が那覇市立病院へ搬送されている?)

11時25〜30分に松山交叉点まで進む、そこで医師会事務局と交信し、全員脱出したと判明。医療斑の待機は解除されたことを知り診療所へ引き返す。

要望;乗用車で現場へ向かうことは、時間がかかりすぎるので、診療所の近くに那覇市消防本部があるので、救急車でピックアップしてもらえないか検討をお願いしたい。