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沖縄県医師協同組合第16回通常総代会

沖縄県医師協同組合専務理事 真栄田 篤彦

日頃の医師協同組合へのご参加とご利用ありがとうございます。平成18年度 の決算と平成19年度の事業計画に関して、総代会を去った5月31日(木)ロワ ジールホテルにおいて開催し、ご承認を賜わりましたので報告いたします。

開催に当たり、宮城信雄沖縄県医師協同組合理事長から、厳しい医療環境の中 における医師協同組合の役割に対して期待と重責があるので、今後とも、協同組 合事業に対する理解と協力をお願いしたいとの挨拶がありました。

総会議事進行は、那覇市選出の糸数健総代に議長役を受諾いただき、会を進 行して頂きました。以下に報告します。

第1号議案

平成18年度決算書類承認の件

事業報告概略

平成18年度の医療界はこれまでになく厳しい、 診療報酬減額改定、老人医療費等患者負担の増 額、療養型病床削減の数値目標の設定等々、老 人や弱者の切り捨てが経済再建という名のもと で、次々と打ち出された年でありました。

この様な厳しい医業環境と経済情勢の下、沖 縄県医師協同組合は医師協同組合の存在の必要 性を大いに自覚し、九州医師協同組合連合会及 び全国医師協同組合連合会との更なる連携と取 り組みの強化を図り、購買、保険の各種事業を 積極的に推し進め、一定の効果を上げることが 出来ました。

会議開催の概要

(1)第15回通常総代会 平成18年5月31日 協議題 1号〜6号議案すべて承認。

(2)理事会 4回開催

(3)剰余金処分案一覧

(4)損益計算書一覧









第2号議案

平成19年度事業計画・収支予算承認の件

事業計画

1.共同・受取購買事業

 平成19年度は同事業の目標を11,605,000 円に設定。

2.受取事務代行事業の目標を20,200,000円 に設定。

3.受取斡旋事業の目標を4,582,000円に設定。

4.教育及び情報の提供事業。

 (平成19年度沖縄県医師協同組合収支予算 一覧表掲載。)

第3号議案

平成19年度における借入金の最高限度額 決定の件

今年度も例年のとおり900万円とする。 (実際は予算内で執行しており、借入したこ とはなし。)

第4号議案

役員報酬決定の件

年間414万円以内とする。

第5号議案

平成19年度における収支予算の事業計画 の範囲内における補正ならびに流用について の権限を理事会に委任する件
(これも、今日まで流用の執行をしたことは ない。)

以上、沖縄県医師協同組合の第16回通常総 代会の報告をした。

印象記

沖縄県医師協同組合専務理事 真栄田 篤彦

今日まで、会員によって利用・ご愛顧いただいている県医師協同組合の事業に対しては年々厳し くなる医療環境のなか、役割と期待が増加しています。私は、全国医師協同組合連合会理事とし て購買事業担当に参加してきましたが、なかなか購買に関する事業展開が難しく、さらに、保険 事業に関しても中小企業の規則改正・定款変更等によって、休診、保険の中止の選択を余儀なく決 定しています。それに取って代わる保険等の検討が進んでいます。

組合会員におきましては、今後とも医師協同組合事業にご参加くださるようお願い申し上げます。