平成18年度第1回沖縄県医療保健連合（なごみ会）
幹事会・懇談会報告書
常任理事 真栄田 篤彦
会場風景
去る8月30日（水）、沖縄ハーバービューホ テルにおいて標記幹事会並びに懇談会が開催さ れ、幹事会は各団体の代表等32名、懇談会に は嘉数副知事をはじめ来賓5名、各団体の役員 等71名が参加した。
幹事会においては、なごみ会の会長である本 会宮城信雄会長から、各団体より多数のご参加 をいただいたことに対するお礼が述べられると共 に、県民生活の基盤である健康福祉の向上のた め、加盟各団体の英知を結集して取り組むべく 忌憚のないご意見を賜りたい旨の挨拶があった。
その後、宮城信雄会長の進行のもと、以下の とおり協議された。
協議事項
（1）役員の件
私（真栄田）より、資料に基づき、提案理由 の説明を行った。
なごみ会の役員については、本会会則第6条 の規定により、会長は県医師会長とし、副会長 は幹事団体の長を充て、常任委員は各団体より 推薦するものを充てることになっており、この 度、各団体より常任委員をご推薦いただき、別 紙資料のとおり名簿を作成したのでご承認いた だきたい。なお、任期は平成18年3月31日まで となっている。
協議の結果、原案どおり了承された。
会場風景
（2）健康2010事業として協働で行える事業の 開催について
私（真栄田）より、資料に基づき、提案理由 の説明を行った。
健康2010事業として、なごみ会加盟団体が 協働で行える事業を開催してはどうか。例え ば、加盟団体がそれぞれ実施期間を決めて、禁 煙キャンペーンを行うなど。また、週間とし て、肥満防止キャンペーン、食育キャンペーン など。
協議の結果、各団体からのご意見をお預かり し、沖縄県医師会の「健康おきなわ2010推進 委員会」において、具体的に検討した上で、再 度、各団体へ提案することに決定した。
（3）なごみ会加盟団体との協同事業参加について
沖縄県臨床検査技師会仲 程昭子会長より、資料に基 づき、提案理由の説明があ った。
肥満、糖尿病、生活習慣 病対策等、問題提起される 中、臨床検査技師会として他団体との協同事業 が開催できればと希望しておりますが、いかが でしょうか。
協議の結果、各団体において県民を対象とし た講演会や催し物などを開催する際には、沖縄 県臨床検査技師会と連携を図れるようにしてい ただくことになった。
（4）看護職のメンタルヘルスケアの体制整備に ついて（要望）
沖縄県看護協会大嶺千枝 子会長より、資料に基づき、 提案理由の説明があった。
看護職者は、不規則な勤 務形態や労働負担の大きさ に加え、患者の死亡や患者 の怒り、不満等の陰性感情に直面することが多 く、一般の労働者に比べて高いストレスを抱え 憂慮されているため、施設内でのメンタルヘル スケアの体制整備の充実を図っていただきたい。
協議の結果、各団体の意見の中でもメンタル ヘルスケアの必要性は充分認識されており、今 後、各団体・施設間において、インフラ整備を 行ないその対策が講じられるよう取り組んでい ただくと共に、各団体において開催する各種講 演会についても連携が図れるようにしていただ くことになった。
（5）「くすりと健康フェア」における公開講座 への参加協力のお願い
沖縄県薬剤師会山城志津 事務局長より、資料に基づ き、来る10月22日（日）に 開催する「くすりと健康フ ェア」への参加協力依頼が あり、協議の結果、各加盟 団体において協力することになった。
（6）平成18年度地域リハビリテーション交流 会への協力のお願い
沖縄県理学療法士会溝田 康司会長より、資料に基づ き、来る10月14日（土）に 開催する標記交流会への参 加協力依頼があり、協議の 結果、各加盟団体において 協力することになった。
（7）甲子園予選帯同（沖縄県大会）における事 故の現状及び子どものスポーツによるケガ の現状報告
沖縄県理学療法士会城間定治理事より、資 料に基づき、標記の件について報告があった。
（8）第56回日本医療社会事業全国大会（沖縄 大会）・第28回日本医療社会事業学会開 催へのご協力依頼
沖縄県医療ソーシャルワー カー協会樋口美智子会長よ り、資料に基づき、標記学会 への協力依頼があり、協議の 結果、各加盟団体において協 力することになった。
（9）沖縄県医療ソーシャルワーカー協会のリー フレットの配布について
沖縄県ソーシャルワーカー協会樋口美智子 会長より、資料に基づき、標記リーフレットの 配布についての協力依頼があり、協議の結果、 各加盟団体において協力することになった。
幹事会終了後、会場を移し懇談会が開かれ、 沖縄県医療保健連合（なごみ会）宮城信雄会長 挨拶、真栄田篤彦常任委員による幹事会報告、 嘉数昇明副知事による来賓挨拶、沖縄県医療保 健連合（なごみ会）高嶺明彦副会長（歯科医師 会長）による乾杯の後、懇談に入り、終始和や かな内に会を終えた。
来賓挨拶をする嘉数昇明副知事
乾杯の音頭をとる沖縄県歯科医師会高嶺明彦会長