| 女の病気・男の病気 | |
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| Q.1 | 身内にアルコール依存症がいます。以前より受診をさせようと説得していたのですが、本人が強く拒否して受診が遅れました。周囲にそういう人がいる場合どのように対応したら受診させることができますか? アルコール依存症について、いろいろ相談したい。 |
| A | 所轄の保健所、精神保健福祉センターや精神科・心療内科などの診療科目のある病院・クリニックであれば、大体は相談に乗ってくれるはずです。 |
| Q.2 | 本人が依存症であることを認識していない。何人の人が説得してきたが、病院に行くことを、いやがって行かない。私が病院に相談してもらったのですが、どうも強行手段としか思えないようなやりかた、例えば、すぐ警察を呼ぶようにとか、そうなると本人は社会的にほうむるというか、全てを失ってしまったと思う。そうなるとよけいに恐れてくると思う。どうしたらいいか、わからない。 |
| A | 病気を否認することは、依存症からの回復の最初の難関です。 患者さんやご家族の背景や病状により治療介入の切り口も変わってくるため、全ての人に当てはまる方法ではないので、やはり治療機関で相談することを勧めます。 共通して言えるのは“上手に飲むことへの協力はしない”“酔うことには付き合わない”“酒による失敗に対する先回りの予防や尻拭いはしない”など。 治療の糸口をつかむ前に、病気に巻き込まれた人間関係から抜け出すことが先決です。一人で悩み四苦八苦するのではなく、なるべく多くの人と問題を共有してください。 |
| Q.3 | 家族の者が、アルコールが好きで、朝から飲んで食事も進みません。どうしたらよいでしょうか? |
| A | 胃腸の病気であったり、アルコールの離脱症状による吐気などのせいかもしれません。飲酒量、飲酒期間や体質により症状の出方も異なります。 酒を止めたらすぐに症状がなくなり元気になることが多いのですが、栄養障害が長引くと脳や神経系の後遺症をきたすことがあります。 先ずは、内科で診察を受けられたら良いと思います。 |
| Q.4 | ノックビン、シヤトマイドの薬品は、病院の産婦の処方センは無くても個人に販売しますか? |
| A | 昔は普通に薬局で購入出来たようですが、誤った使用法で亡くなる人もあり、処方箋なしでの個人での購入は出来ません。 |
| Q.5 | 米国などで乳がん遺伝子がDNAの中にあり、家族性でその娘もDNAを調べて見ると同じ乳Ca遺伝子を持っていると判り、将来、乳Caになる確率を考え、20代で切除してしまうという考えが出てきていますが、日本でも行っているのでしょうか?又、DNAレベルでのがん治療が確立するのは、何年先ぐらいになるのでしょうか? |
| A | 乳がんの遺伝子(BRCA1とBRCA2)を持っている人は乳がん全体の5%程だといわれています。アメリカでは乳がんの遺伝子を測定し、乳房切除を行うということもあるようですが、日本ではまだそのようなことは行われていません。 遺伝子をもっているひとも100%乳がんになるのではなく、また日本ではがんの遺伝子をもっていると診断されたときに、結婚や社会生活などにどのように影響するのか、まだ議論されていません。 遺伝子レベルでのがん治療はいま試験段階です。確立されるまではまだまだ時間がかかるかもしれません。早期がんで診断できれば現在でも乳がんの治癒率は90%をこえますので現時点では早期発見に勝るものはありません。 |
| Q.6 | 乳がんで化学治療法を受けています。3クール目で白血球が下がり、治療がのびのびになっていますが、抗癌剤の薬効は変わらないでしょうか? (治療は1回/1Wを抗がん剤を二日間施行、2週間休みを1クールとして6クール施行予定) |
| A | 抗がん剤の副作用で治療が伸びることで治癒率に差があるということはあまりないと思います。抗がん剤を体から排泄する機能は人により異なるのではないかという先生もいます。私もそのように思います。副作用の強い方は少ない量の抗がん剤でも体に長く残っていると思われますので、がん細胞と薬の接触時間は長いかもしれません。 これからの学問ですが、その方にあった抗がん剤の量があるのではないかと思います。 現在では副作用のなくなった時点で次のクールを開始することがよいと思います。 |
| Q.7 | 主人(61歳)がPSA検査(ドック)で前立腺がんと診断され、生検検査の結果、現在ホルモン治療をしていますが、骨粗しょうになりやすいと言われているので不安です。それで体にあまり負担を与えない、内しょう射治療をよいということですので、沖縄県にも早く、内しょう射できる設備を整えて欲しいと思います。本土へ行くにも経済的負担が多くなります。是非配慮願います。 平良市で増えている結果が新聞で報道されていますので・・・。ぜひお願いしたいと思います。 |
| A | できれば県内にあってほしいと願っていますが、私的医療機関ならばいざ知らず公的医療機関では、三位一体改革など行政改革の嵐の中ではまず無理だと思います。県民の皆様の声が大きければ可能かもしれません。 沖縄県での前立腺癌の発生は、年間100名前後と推測されます。当院で年間10名強発見していますが、その中で手術や小線源療法の対象となる早期発見の患者さんは1ないし2名で他のほとんどが進行癌です。これから推測すると、県内全体でも小線源療法の対象となる早期発見の患者さんは20名以下ではと推測しますが確かめているわけではありません。20名では、コストパフォーマンスを考えればまず無理では。 前立腺癌は増加していくものと考えていますし、50歳前後でPSA検査を始めていけば、もっと早期発見の患者さんが増えていくのではと考えています。 |
| Q.8 | 夫の病気も気になり、検診の時、希望してPSAの検査を受けました。基本検診には認可されてませんが、今後、市町村の検診項目に入れても良いと思いますが、先生の御意見をよろしくお願いします。 |
| A | 沖縄県泌尿器科医会は住民健診にPSA検査をとりいれてほしいと願っています。あるいは前立腺癌検診を行ってほしいと希望しています。他の癌検診に比べてはるかに手軽で効率がいいからです。ただし、前立腺癌の生存率を改善しないとの意見があることも事実です。でも他の検診に比べればいいと思うのですが?PSA検査の取り入れは、緊縮地方財政の中ではまず無理だと思います。県民の皆様の声が大きければこれもまた可能かもしれません。 お二人のご意見は、どちらかといえば行政側の医療に取り組む姿勢に関わる問題であると思います。むしろ行政側に問いかけるべきではと考えます。泌尿器科医会は残念ながら答えを用意できません。 |