会長 宮城 信雄
去る11 月23 日(金)午後4 時から宮崎市 のシーガイアコンベンションセンターにおい て、みだし常任委員会が開催されたので、概要 を報告する。
当日は、九州医師会連合会事業現況・歳入歳 出現計報告のため宮崎県医師会から河野雅行委 員、富田雄二委員が出席した。
報 告
1)九州医師会連合会事業現況について(宮崎)
河野委員から、平成24 年4 月1 日から10 月31 日までに開催された九州医師会連合会の 主な事業内容について、資料に基づき報告があ った。
2)九州医師会連合会歳入歳出現計について (宮崎)
富田委員から、平成24 年10 月31 日現在の 九州医師会連合会会計の歳入並びに歳出の現計 について、資料に基づき報告があった。
3)第112 回九州医師会医学会及び関連行事について(宮崎)
河野委員より、本日から3 日間亘って開催さ れる第112 回九州医師会総会・医学会関連行 事について報告があった。
4)第65 回日本医師会設立記念医学大会にお ける各種表彰者に対する慶祝(祝電)について(宮崎)
宮崎県の稲倉会長より、下記受賞者へ九州医 師会連合会長名で祝電をお送りした旨報告があ った。
【日本医師会最高優功賞】
○医学、医術の研究により医学、医療の発展又 は社会福祉の向上に貢献し、特に功績顕著なる功労者(都道府県医師会長推薦)
【日本医師会優功賞】
○在任10 年日本医師会委員
【日本医師会医学研究奨励賞】
○野村 政壽先生(九州大学病院)
5)秋の叙勲受章者に対する慶祝について(宮崎)
宮崎県の稲倉会長より、下記受賞者へ九州医 師会連合会長名で祝電をお送りした旨報告があった。
6)九医連からの弔意について(宮崎)
宮崎県の稲倉会長より、去る10 月25 日に 宮崎県医師会の佐藤雄一常任理事(九医連委員、 日医周産期・乳幼児保健検討委員会委員)がご 逝去されたことから、九医連の慶弔規程に則り 弔意を表した旨報告があった。
7)その他
(1)平成24 年度 第43 回全国学校保健・学校医大会について(熊本)
熊本県の福田会長より、去る11 月10 日 (土)、熊本市において、メインテーマ「子ど もたちの健やかな成長を願って」の下に標記 大会を開催したところ、全国から694 人参 加者があり、盛会に終了することが出来たと して報告と謝意が述べられた。
協 議
1)第111 回九州医師会連合会総会の宣言・決議(案)について(佐賀)
宮崎県の稲倉会長より、みだし宣言・決議(案) について、これまでの審議経過等について説明 があり、原案どおり承認され、この後開催され る臨時委員総会に提案することになった。
2)九州医師会連合会第2 回各種協議会の開催種目について(宮崎)
宮崎県の稲倉会長より、標記各種協議会開催 種目・日程について提案があり、下記のとおり 決定した。
(1)第330 回常任委員会(16:00〜17:50)
(2)第2 回各種協議会(16:00〜17:50)
(3)各種協議会報告(18:00〜18:50)
(4)懇親会(19:00)
3)第331 回常任委員会並びに九州ブロック日 医代議員連絡会議(3 月9 日(土)宮崎市)の開催について(宮崎)
宮崎県の稲倉会長より、標記常任委員会並び に九ブロ日医代議員連絡会議の開催日程につい て提案があり、下記のとおり決定した。
日 時:平成25 年3 月9 日(土)
4)日本医師会会内委員会委員の推薦について(宮崎)
宮崎県の稲倉会長より、日本医師会より、「医 療事故調査に関する検討委員会(プロジェク ト)」を設置するに当たり、ブロック宛委員の 推薦依頼がある。各県へ照会したところ、佐賀 県を除く7 県から推薦があるので、その人選に ついて協議頂きたいとの提案があった。
協議の結果、福岡県では本年6 月よりモデル 事業として、「診療行為に関連した死亡の福岡 県医師会調査分析事業」を実施しており、担当 理事の堤康博専務理事が当該問題に精通してい る。又、日医との連携も上手く行っているとし て、堤先生を推薦することになった。
また、宮崎県の故佐藤雄一先生が就任されて いた「周産期・乳幼児保健検討委員会委員」に ついても、近々各県に委員の推薦を願いしたい との提案があった。なお、同委員会は「小児保 健法制定」についての検討が行われており、小 児科医を推薦して欲しいとの要望があった。
5)その他
(1)次期診療報酬改定の要望事項に係る医療保 険対策協議会(1 月26 日(土)宮崎市)について(宮崎)
宮崎県医師会の稲倉会長より、標記協議会を 来たる1 月26 日(土)の第2 回各種協議会当 日の午後2 時より、宮崎観光ホテルで開催した いとの提案があり、了承された。
(2)九州各県医師会医療情報システム担当理事 連絡協議会(1 月27 日(日)宮崎市)について(宮崎)
宮崎県医師会の稲倉会長より、標記協議会 を来たる第2 回各種協議会の翌日の1 月27 日 (日)、午前9 時より、宮崎観光ホテルで開催し たいとの提案があり、了承された。
なお、当該協議会については、9 月に開催さ れた第1 回各種協議会の地域医療対策協議会に おいて、医療情報システム担当理事連絡協議会 開催の要望がり、今回の開催となった。
また、当常任委員においても、現在、各県に おいてIT 連携事業等が実施され、いろんな問 題も提起されていることから重要な会議であ り、継続開催して欲しいとの意見があった。
その他
1)平成25 年度保健医療計画策定に係る基準 病床および特例病床の進捗状況について(沖縄)
標記の件について、沖縄県より以下のとおり 提案した。
保健医療計画の見直し状況等については、先 日の第1 回各種協議会で各県の状況が確認されたところであるが、今回は、病床数の問題につ いて各県の状況を確認したい。まず、基準病床 数については、国の統一された計算式により病 床は減少される方向で算定されることになって おり、殆どの県で病床減になると思うが、九州 各県ではどのようなっているか。このような中、 本県では、救急医療において病床が不足してい るとして、特例で病床の増床を要請している病 院があり、県行政もその向きで調整に入ってい る。本来、特例病床は、ベッドが不足している からと言ってその穴埋めに使っては行けないと 思うが、九州各県において特例病床はどのよう に適用されているのかお伺いしたい。
各県の状況としては、基準病床については、 各県にとも全ての医療圏において病床過剰にな るとの見解が示された。
特例病床については、熊本県と福岡県におい て、病院ではなく有床診療所の特例が認められ、 又、鹿児島県においては、市立病院のCCU(20 床)、国立病院の循環器(70 床)、治験(40 床) が特例として認められたとの報告があった。