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九州医師会連合会第328 回常任委員会

宮城 信雄

会長 宮城 信雄



去る9 月29 日(土)、午後4 時より宮崎観 光ホテルにおいて標記常任委員会が開催された ので、その概要を報告する。

なお、当日は九州医師会連合会第1 回各種協 議会として医療保険対策協議会、介護保険対策協 議会、地域医療対策協議会が併行して開催された。

報 告

1)第112 回九州医師会医学会分科会の出題並びに記念行事の参加申込状況について(宮崎)

宮崎県の稲倉会長より、来る11 月25 日(日) に開催される標記医学会分科会の出題及び記念 行事の参加申し込み状況について下記のとおり 報告があった。

2)平成24 年7 月九州北部豪雨災害見舞いへの御礼について(宮崎)

宮崎県の稲倉会長より、本年7 月に発生した 九州北部豪雨災害について、九医連から被災し た熊本県、福岡県、大分県にお見舞金をお贈り したところ、3 県医師会長よりお礼状が届いた 旨の報告があった。

3)九医連からの弔意について(宮崎)

宮崎県の稲倉会長より、元日本医師会代議員 会議長・元参議院議員の福島茂夫先生(埼玉県) の訃報に際し、九医連として弔電をお送りし、 弔意を表した旨の報告があった。

○分科会一般演題申込状況(平成24年9月24日現在)


○記念行事申込状況(平成24年9月28日申込締切) (平成24年9月24日現在)

協 議

1)日本医師会生涯教育協力講座特別講演会「認知症の診断から最新の治療まで」の実施について(福岡)

福岡県の松田会長より、全国7 ブロックで開 催することになっている日本医師会生涯教育協 力講座特別講演会「認知症の診断から最新の治療 まで」について、日医からの要請により九州ブ ロックでの開催を福岡県医師会が担当すること になったので、開催に当たっては九州各県の協 力をお願いしたいとの提案があり、了承された。

なお、開催日や講師等詳細が決まり次第通知 することになった。

2)日本医師会臨時代議員会(10 月28 日(日)日医)における代表・個人質問について(宮崎)

宮崎県の稲倉会長より、標記日医代議員会の 九州ブロックの対応について提案があり、下記 のとおり決定した。

1)日医代議員会における九州ブロックの各種委 員について

議事運営委員  蒔本  恭 代議員(長崎)

財務委員    福田 俊郎 代議員(長崎)

        堤  康博 代議員(福岡)

2)九州ブロック代表・個人質問について

各県から提案された5 題の質問事項の採否 について、日医代議員会議事運営委員会決定 事項に基づいて協議した結果、以下のとおり 決定した。

代表質問

 ・地域医療再生への支援策について(鹿児島県医師会 池田 哉代議員)

個人質問

 ・准看護師養成所廃止議論と柔道整復師等療養費の適正化等の問題について(長崎県医師会 佐藤光治代議員)

 ・地域包括ケアシステム実現の課題について(鹿児島県医師会 鉾之原大助代議員)

3)第329 回常任委員会並びに第104 回臨時委員総会(11 月23 日(金・祝日)宮崎市)の開催について(宮崎)

宮崎県稲倉会長より、標記常任委員会並びに 委員総会について提案があり、下記のとおり開 催することに決定した。

期 日:平成24 年11 月23 日(金・祝日)

場 所:シーガイアコンベンションセンター

 1)第329回常任委員会(16:00 〜16:50)

 2)第104回臨時委員総会(17:00〜17:50)
  ※委員総会には、日医から横倉会長、今村・藤川常任理事にもご参加いただく予定。

4)九州医師会連合会委員・九州各県医師会役員合同協議会(11 月24 日(土)宮崎市)の開催について(宮崎)

宮崎県の稲倉会長より、以下のとおり提案があった。

来る11 月24 日(土)、九州医師会総会・医 学会の関連行事として開催される標記合同会議 については、日本医師会の横倉会長より、中央 情勢報告としてご講演いただくことになってい ることから、従来どおり各県より日医への意 見・要望を提出して貰い、横倉会長にご講演の 中で説明していただくよう依頼することにして いる。

ついては、各県より10 月19 日までに、日 医に対する意見・要望をご提案いただきたい。 また、中央情勢は刻々と変化し、また、10 月 28 日(日)には日医代議員会も開催されるこ とから、意見・要望の追加や変更も受け付ける 旨提案があり、原案どおり承認された。

5)第112 回九州医師会連合会総会における宣言・決議について(宮崎)

宮崎県の稲倉会長より、来る11 月24 日(土)の第112 回九州医師会連合会における宣言・決議(案)について提案があり協議した。

宣言・決議(案)については、予め各県に文 書を以って照会され、熊本県医師会から修正意 見が提出されたことから、当修正意見も併せて 協議した。

協議した結果、宣言(案)については、文言 の入れ替え等一部修正することとし、決議(案) については、追加修正の文言を加えると、意味 合いが異なることになるとして、原案のとおり とすることに決定した。

なお、当該宣言・決議(案)は11 月の委員 総会に提案し、承認を得た上で総会に上程する ことになっている。

6)第330 回常任委員会並びに第2 回各種協議会(1 月26 日(土)宮崎市)の開催について(宮崎)

標記常任委員会並びに各種協議会について、 下記のとおり開催することに決定した。

期 日:平成25 年1 月26 日(土)

場 所:宮崎観光ホテル (宮崎市松山1-1-1 TEL 0985-27-1212)

 ・常任委員会    16:00 〜 17:50

 ・各種協議会    16:00 〜 17:50

 ・各種協議会報告会 18:00 〜 18:50

7)准看護師試験の実施日について(宮崎)

宮崎県の稲倉会長より、以下のとおり提案が あり、協議を行った。

【提案要旨】

准看護師制度を取り巻く環境が年々厳しくな っている。准看護師試験は都道府県において行 われるものであるが、これまで看護師国家試験 とは別の日に実施されていた。しかし、平成 23 年には関東ブロックなど、12 都府県で同一 日に実施され、さらに関西ブロックの府県でも 26 年 2 月の試験から同一日に行う方針が発表 された。

看護師国家試験と准看護師試験が同一日に 行われると、国家試験不合格者(毎年約 10%) が同年の准看護師試験にチャレンジすることが できなくなる。このような受験者は、准看護師 として地域医療を支えながら翌年の看護師国家 試験を目指している。看護師国家試験に不合格 であっても、准看護師試験に再チャレンジでき るメリットは大きい。

現在は、九州ブロックでは日にちをずらして 両試験が行われている。しかし、将来、関西や 関東ブロックのように同一日に行われることの 無いよう行政に要望したい。このことについて、 8 月 2 日に日医から都道府県医師会長宛に要請 文が届いている。

准看護師試験日および試験問題は九州ブロッ クで統一して行われている。このことを考える と、各県歩調を合わせ要望書を提出するのが効 果的と考えるが各県のご意見を伺いたい。

協議の結果、今後超高齢社会へと進む中で、 准看護師の需要は益々高くなり、又、EPA と の関連で外国人の准看護師希望者も増加するこ とが予想されることから、各県医師会より県行 政へ要望書を提出することに決定した。

8)県境を越えた予防接種体制について(宮崎)

宮崎県の稲倉会長より、以下のとおり提案が あり、協議を行った。

【提案要旨】

宮崎県都城市北諸県郡は、鹿児島県曽於市、 志布志市と地域的な結びつきが強く人の往来が 多い地域であり、両市の住民の一部が都城市北 諸県郡医師会の医療機関を受診している。

今回、本会予防接種委員会において、都城市 北諸県郡医師会より、曽於市、志布志市の住民 から予防接種の要望が多くあるが、市町村が事 業主体である定期予防接種については、曽於市、 志布志市と契約を結んでいないため、お断りを せざるをえず心苦しい思いをしているとの声が あがった。

予防接種の機会を増やし接種率を上げて病気 を予防することは、救急の患者を減らし、疲弊 した地域医療、救急医療を守ることにもつなが ると考えている。

各県において、県を越えた広域予防接種体制 を構築されているところがあるか、また、県を 越えた予防接種の是非について、ご意見をお聞 かせいただきたい。

協議した結果、当該問題は県境を有する各地 において共通の問題があるとして、各県毎に対 応するのではなく、九州各県保健医療福祉主管 部長・各県医師会長合同会議の議題として提案 することを確認した。

その他

1)日本医師会における「新公益法人制度移行後の代議員会開催日程」に関する九州ブロックとしての意見取りまとめについて(長崎)

九ブロ選出の日医代議員議事運営委員の長崎 県の蒔本会長より、以下のとおり提案があり、 意見交換が行われた。

新公益法人制度では理事の任期が法律により 「選任後2 年以内に終了する事業年度のうち最 終のものに関する定時社員総会(日医定例代議 員会)終結時までとなっている。

日医代議員会議長より、役員選挙を伴う定例 代議員会の日程について、日医の示したA 案(6 月28 日と固定する)と、B 案(6 月の第4 土曜日) について、各ブロックの意見を聴取したいとの 要請があったことから、各県にアンケートを実 施した。

結果は、福岡県がA 案で、他7 県がB 案で あった旨報告があり、当該調査結果を日医代議 員会議長へ報告することを確認した。