てるや整形外科 照屋 勉
平成23 年3 月11 日、「東日本大震災」…。 三陸沖を震源とする国内観測史上最大M9.0 の 巨大地震が東日本を襲いました。被災された皆 様へ心よりお見舞い申し上げます。大津波・建 物の倒壊・コンビナート火災、そして、東京電 力福島第1 原発の「放射能漏れ事故」…。まだ まだ、予断を許さないシビアな状況が続いてお ります。日々刻々、正確な情報の共有が必要だ と考えます。
ところで、平成8 年6 月に新規開業いたしま した「てるや整形外科」…。平成23 年6 月に、 “おかげさまで15 周年"を迎えることができそ うです。心から感謝申し上げます。当院では、 開院当初より「今月のテーマ」なるものを作 り、スタッフ一同「元気の糧」としておりま す。今回、その中から、お気に入りをチョイス して、ちょっと沈みがちな気分に対し元気が出 るかもしれない“名言”を集め、アトランダム に並べ替え、「今月のテーマ〜 2011(沖縄県医 師会版)」を作ってみました。
原発不安の中、「計画停電」・「燃料不 足」・「医薬品不足」などの情報が連日報道さ れておりますが、今後は「風評被害対策」・ 「集団避難・被災者の受け入れ」・「2 次災害 対策」・「防災計画の見直し」等が急務だと思 われます。先日、各種イベント自粛の動きがあ る中で、「自粛より行動!(第3 回沖縄国際映 画祭開催!)」、「つなごう!支援の心!〜“笑 い”で被災地支援!(故小那覇舞天さん・照屋 林助さんの珍道中を描いた“命舞々(ヌチマイ マイ)”上演!)」という新聞記事が目に留まり ました。舞天さんと林助さんは第2 次大戦によって打ちひしがれた家々を回り、「命ヌ“グス ージ”サビラ!(命の“お祝い”いたしましょ う!)」と言って住民を励まされたとのこと…。 沖縄らしい“発想の転換”だと感心させられま した。まだまだ、強烈なアゲインストの風が予 想されますが、しっかり体調管理をしながら、 秩序正しい日本人に対し、質のいい「笑い」を 提供しつつ、長期的な「支援の心」を持ち、 「日本の力」・「地域の力」を信じ、「明日」を 信じ、どっしりと踏ん張ってまいりましょう!。 がんばろう、日本!。負けないぞ、日本!。