沖縄県医師会 > 沖縄県医師会の活動 > 医師会報 > 1月号

広報委員の新春の挨拶

広報委員会は頑張っている

玉城信光

広報担当
副会長 玉城 信光

2010 年広報委員会は月々の会報を着実に会 員へ届けることができたと思う。沖縄県医師会 の活動の記録として、また会員への広報として の会報である。その思いを会員が受け取っても らえるのなら大変うれしいことである。

昨年クリニカルシミュレーションセンターが できると広報した。その会議がもたれいよいよ 設計図を完成させる段階に来たのである。建物 ができる前に教育のプログラムの編成や具体的 な活動が開始される。シミュレーション教育に 興味のある先生方が必要になる。新しい医療の 未来を開く人材募集である。

沖縄県医師会は2 ヶ月に1 回沖縄県と定期的 な医療に関する協議会をもっている。これは県 と医師会との信頼関係のもとに行なわれるので ある。11 月の県知事選挙においては多くの会 員のおかげで仲井眞知事が再選された。これは 引き続き県の医療行政の中で医師会の役割が大 きいことを意味するのである。

沖縄県には種々の予算が降りてくる。その多 くが県立病院のために使われているが、最近で は県医師会への委託事業も増えて来た。その事 業のひとつとして女性医師バンクを立ち上げ、 ホームページから女性医師の就業支援ができる 様になった。女性医師の働きやすい環境を造る ことは、ひいては男性医師も含めたすべての勤 務環境の整備につながっていくことになる。

糖尿病や脳卒中の連携パスやデーターの集積 をIT を使った事業として展開する予定である。 総事業費1 億8 千万円である。沖縄の疾患のデ ーターベースができると、その予防方法の確 立、生活習慣の改善につながると思われる。

これからの新しい事業として肝硬変になった 肝臓の再生や癌の免疫療法などの事業も始まろ うとしている。

この様にいくつかの事業が走っている。これ らを生かして沖縄の未来をどのようにつくって いくのか。会員の知恵が必要になる。

このような情報を満載した沖縄県医師会報を 今年も皆さんに届けていきたいと思う。

「逆境!」、そして「連理の枝!」

照屋勉

広報副担当理事
照屋 勉

あけましておめでとうございます。昨年は、 中国との「尖閣諸島問題」、ロシアとの「北方 領土問題」、アメリカとの「普天間基地移設問 題」、そして「朝鮮半島問題」・・・、三つの 大国・最も近い隣人を相手に、正に「逆境」に 立たされた「日本」でした。幕末の風雲児・坂 本龍馬が叫んだ「新しい日本!」になれるか、 諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生が強調され ていた「強い日本!」になれるか、五里霧中・ 難題山積の新年の始まりです・・・。先日、甲 子園春夏連覇の興南高校野球部:我喜屋優監 督が、ある講演会で「逆境を友達に!」という 話をされておりました。「逆境の裏側に宝物が ある!」、「送りバントの精神を大切に!」など など、名言オンパレードの本当に素晴らしい講 演会でした。小生的には、「逆境も意味あり! (by 筑紫哲也氏)」、「新しい苦労との出会い! (by 市川崑氏)」、「(与える・活かす)苦労する チャンス!」、「感謝は逆境に育つ!(by 大宜 見義夫先生)」などなど、「逆境脱出法」をいろ いろ考えてみたのですが、まだまだ正解には辿 りついておりません。ところで、「連理の枝」 という名言があります。天にありては「比翼の 鳥」となり、地にありては「連理の枝」となら ん!(by 白居易=白楽天:「長恨歌」)。助け合う「比翼の鳥」、理( 木目) が連なる 枝・・・。“人間の枝もやがて寄り添い、そし て「絆」ができる!(byNHK :「ウェルカメ」)”。「逆境」を克服し、「比翼連理」の世界 が実現できることを願って止みません。新年 早々、少しお堅い話になってしまいました が・・・何はともあれ、本年も、ゆたしくゆた しく、ご指導・ご鞭撻・ご支援・ご協力の程、 心よりお願い申し上げます。

健康長寿を願う

石川清和

広報委員(北部地区医師会)
石川 清和

新年明けましておめでとうございます。今年 も皆様にとって良い年でありますように!

年初に健康長寿を毎年祈願するのだが、「医 食同源」、「男女の違い」、「運動習慣」、「社会的 ネットワーク」、「年齢による変化」を理解する ことが健康長寿に大切だと考える。

「年齢による変化」であるが50 歳を超え生 物学的に下り坂を迎えた事を実感している。50 歳といえば昔は一通り子育てが終わり始めるこ ろである。子孫を残し、その子孫が独り立ちを してしまえば、生物学的に用はない。植物は枯 れる時に、まずは葉が紅葉し、そして落葉し枯 れてしまう。動物も遺伝子にそのような設計が 施されているのであろうか?視力に代表される 感覚機能の衰え、足腰の筋力の低下や体の硬さ 等体力の衰え、アルコールの分解能力や傷の治 癒力の低下等の内臓力の低下を自分自身で身に しみて感じているし、50 歳以上の患者さんに はその事を前提として生活習慣の指導をすると 共感が得られやすい。

50 歳を過ぎ健康的な生活をするには、生き 方全般にギアチェンジが必要で、自分自身の体 の声を聞き取りしっかりと対応していくしなやかな生き方が必要だと感じている。日々の診療 の中で90 歳以上の高齢者に50 歳の自分が生活 習慣の指導をすることに疑問を感じないわけで はない。が、高齢者の方がより元気になること で自分の生活習慣の指導が間違っていないこと が試されると思っている。私が生まれてからの 50 年で沖縄を含め社会は激変した。食物、交 通手段、情報伝達手段が便利になることによっ て私達は多くの大切なものを失ってきた。この 社会の急激な変化に対応できる体のシステムを 私達は遺伝情報としておそらく持っていない。 であれば、現代の生活・文化に対応できる新し い健康的な生活習慣や、新しい健康文化を作り 出していく必要がある。

幸い一部の体力、内臓力は衰えても知力は 50 歳を超えても高めていくことが出来る。知 識量、思考力、推察力等は使えば使うほど強化 されていく。歩くことはただ単に体力の低下を 予防するだけでなく、思考力を高め、セロトニ ン神経を活性化し心の風邪の予防になる。イン ターネット、テレビ等によって私達は情報過多 の中にいる。その中で軸がぶれない生き方をす る為には、工夫が必要である。私は朝お茶を入 れしばし瞑想している。また、合気道を習い始 めたが、体の支配だけでなく気力を充実させ心 の修練になると思う。常に新しいことへ挑戦す ることは、頭が固くなるのを予防し、心のしな やかさを維持し健康長寿につながる一つの大切 な要因であると信じている。

比嘉靖

広報委員(中部地区医師会)
比嘉 靖

明けましておめでとうございます。早いもの で広報委員会としての新年の挨拶も四回目を迎 えました。今回の挨拶の締め切りには日本漢字能力検定協会の「今年の漢字」は間に合いませ んでしたが、2010 年に良く耳にし、新年を迎え るに当たり景気付けになりそうな漢字一文字を 私なりに考えてみました。芸人ねずっちの「整 いました〜」という元気な声が私の耳に残って います。いろいろな謎かけをてきぱきと解決し ていく小気味良いイメージが残っており、新年 に向けて「整」を私の「来年の漢字」にしたい と思います。2010 年は個人的にも、世間的にも 騒々しい年で、広報委員の仕事にも支障があり 他の委員の先生には御迷惑をおかけしました。 2011 年は処々の問題をテキパキと解決し、きれ いに整った環境で、診療、広報委員としての仕 事ができたらと考えています。本年もきれいに 整った「医師会報」ができるよう私なりに頑張 りますので、よろしくお願い申し上げます。

新年のご挨拶

池村剛

広報委員(浦添市医師会)
池村 剛

新年あけましておめでとうございます。本年 もよろしくお願いいたします。昨年も一年があ っという間に過ぎてしまいました。まさに光陰 矢の如しです。そのうえ、記憶に新しい(と思 っている)出来事がよく考えてみると2 年前、3 年前の話であったりすることがあり、まるで時 間の中をロケットで突き進んでいるようで、光 陰ロケットの如しです。年齢を重ねるにつれ時 の流れが速く感じられます。1 年は10 才の子供 にとっては人生の10 分の1、60 才の方では60 分の1 になり、年齢の分だけ時の流れを早く感 じてしまうのだそうです。フランスの哲学者ポ ール・ジャネーの仮説で「ジャネーの法則」と 呼ばれています。理屈はどうあれ1 年は2 〜 3 ヶ月に感じられ、「こち亀」の日暮ねるおの出番 があっという間にやってきます。昨年話題になった探査機“はやぶさ”は秒速30km 以上の猛 スピードで宇宙を進みましたが、惑星“いとか わ”からの帰還までに7 年もかかりました。広 大な宇宙には時間がいっぱい詰まっているのか もしれませんが、地球の時間はあっという間に 過ぎてしまいます。気がつくと還暦そして…、 なんて事になりそうです。一年の計は元旦にあ り。何を為すか思い巡らし、365 日が過ぎてし まう前に行動に移しましょう。今年も、皆様方 にとって良い年でありますよう、また良い目標 が見つかりますよう願っております。

今年は、ピンク!

白井和美

広報委員(那覇市医師会)
白井 和美

会員の皆様、新年あけましておめでとうござ います。私は、昨年4 月より広報委員となっ た、一年生委員です。本年もよろしくお願いい たします。

さて、ある月の広報委員会での光景です。こ れから来年の会報の背表紙の色について議論が 始まろうとしています。「では、担当理事より 次年度の会報のカラーにつき、ご提案いただき ます。」「私は、ピンク色を提案させていただき たい。ピンク色は、癒しや幸福を感じさせる色 であり、次期会報のカラーとして適していると 考えます。賛成、反対、何かご意見はございま せんか。」「La vie en rose(ラヴィアンロー ズ)、ばら色の人生という語は、幸福や喜びに あふれた人生をピンク色で現しており、また、 日本の国花の一つ、桜をも象徴する色でもあ る。賛成だ。」「女性には人気の色だが、男性に は羞恥心を思い起こさせるというデータもあ る。男性会員の多い医師会報ではピンク色は敬 遠されないか。」「色彩学的に、ピンク色には、 体内のアドレナリンの分泌を抑制し、興奮を落ち着かせ、緊張を緩和する効果があるという。 良いのではないか。」「風水学的にも人間関係の 改善効果が望める色といわれている。」「1 月に 咲き始める寒緋桜は、下向きに釣鐘状に咲くの が特徴だが、その少し濃い目のピンク色を使用 するのは、沖縄県医師会報にふさわしいのでは ないか。」「ピンクといえば、乳がん予防活動の ピンクリボン活動がある。毎年10 月1 日に東京 タワーなどがピンク色にライトアップされ、こ の活動の啓発に一役買っているが、がん検診受 診率が低迷する中、医療に関係するものとして 全ての検診の受診率向上に取り組む姿勢を示す 意味でもピンク色を使用することは重要ではな いか。担当副会長の玉城先生も、ピンクリボン 活動に積極的だ。」等々、喧々諤々の真剣な討 議の結果、「では、ご意見も出揃ったようです ので、担当理事としては、次期会報のカラーは ピンク色に決定します。」(拍手)というわけで はなく、実は、「流れからいって、次はピンクな んかどうでしょう。」「まあ、黄色もいいですが。」 「では、多数決ということで。」という和気藹々 とした雰囲気で決定しました。この会報を皆様 がお手に取られるたびに幸せな気持ちが僅かで も届きますように祈念しております。

僕も実は卯年生まれなのです。

玉井修

広報委員(那覇市医師会)
玉井 修

僕は昭和38 年生まれの年男です。周りの人 に何年生まれですか?と聞かれると、結構得意 になってウサギ年ですとこたえます。ウサギは とても寂しがり屋で、一羽にしておくと寂しく て死んでしまうとか?何とも可愛らしいじゃあ りませんか。さて、今年の僕の目標は瑞々しく 今をイキイキと生きる事です。最近社会全体が ヒステリックになり、他者への余裕も、心遣いもなくなってきている様な気がします。僕自身 毎日の中でも、〜してはいけない、という事ば かりが際限なく拡がり自分自身をがんじがらめ にしていました。しかし、外を歩けば美しい花 が咲き、良い匂いがしています。以前は食べた いとも思わなかったスイーツも、食べてみると 案外良さが解ってきました。もっと自由に、お おらかに、瑞々しい今の自分を生きること、僕 は長い間それを忘れていたような気がします。 受験勉強の時代から、医師になっても多くの規 範に従い、人に非難される事の無いようにガチ ガチに生きてきた気がします。しかし、僕の身 体にはいつでも真っ赤な血が流れ、美しいもの に震える心もあるのです。日頃の生活の中で、 一歩前に出る事をためらうような場面では、今 僕はイキイキと生きているだろうか?と自問自 答します。最近小学校5 年生の息子が「生きて いる事ってすばらしい」という作文を書いてい ました。そう、そのとおりなのです。

いつの間にか自分を殺して生きる事や、死ん だように生きる事ばかりが上手になっていまし た。柔らかい感性を失う事こそ、人生において最 もやってはいけない事なのだとそう思うのです。

感謝

玉城清酬

広報委員(南部地区医師会)
玉城 清酬

明けましておめでとうございます。昨年は本 当に有難う御座いました。感謝の気持ちでいっ ぱいです。今年もよろしくお願い致します。振 り返ってみますと人生の中で最も多くの人と知 り会えた最高の年でした。さて、今年も昨年の 政治・経済・社会・医療業界・その他の出来事 に関し、聡明な先生方の様々な分析、意見が拝 見できると思いますので、私は少し別の見方で 昨年を振り返り、今年の抱負を考えてみたいと思います。

実は、数年前から私は日本経済新聞の一月一 日の第一面に興味を持っていました。昨年は、 ニッポン復活10 年、「成長へ眠る力引き出す」 と題し、今後10 年間の日本の進むべき道を示 唆した内容でした。折しもNHK ドラマ「竜馬 伝」が終了した日、その日の日本経済新聞を読 み返してみました。「2010 年。変化の年の始ま りになる。再生する米国、改革する欧州、飛躍 するアジア。日本はこのままなら衰退の瀬戸際 に立つ。重い足かせを飛躍のバネに転じたい。 これからの10 年。必要なのは、ニッポンの実 力を世界で生かす知恵と工夫。使ってなかった 筋肉を使うときがきた。」と冒頭文。一年前に この洞察力、全くその通り、凄いなと思いまし た。「平均寿命が延びる日本。世界が羨む長生 き社会か、社会保障負担にあえぐ高齢化社会 か。答えは明らか―。長生きはいいことだ。」 と言っています。登録する360 人すべてが60 歳以上という人材派遣会社、その名も「高齢 社」、素晴らしい発想で売り上げも3 億円以上 の会社の話が載っていました。長寿国(長寿 県:沖縄)は長寿国(県)の働く仕組みが必要 ではないでしょうか。43 %:「健康な限り働 き続けたい」60 歳以上のアンケートだそうで す。私自身、介護事業そのものが雇用に繋が り、沖縄の景気回復に繋がるという発想は甚だ 疑問だと考えます。高齢化は社会にのしかかる コストにしか成らないのでしょうか。そうとは 思えません。シニア世代・女性に企業軸を与え る時代が来たのではないでしょうか。

健診ツアー・医療ツーリズムの話も載ってい ました。沖縄は位置的にアジアの中心拠点にな っています。もともと台湾・中国の方々の出入 りも多く、他県とは違う環境にあります。今年 は、医療ツーリズム元年になります。基地問題 含め沖縄は今年も波瀾万丈になりそうです。 我々は我々の信条の下、ぶれの無い確りした考 えで行動して行きたいですね。皆様にとってい い年でありますように。

新年のご挨拶

久場睦夫

広報委員(国療沖縄公務員医師会)
久場 睦夫

新年あけましておめでとうございます。

旧年は普天間問題の他、尖閣問題、北朝鮮の 砲撃等々穏やかならない出来事が続きました。 医療界も「医師不足」「医療費抑制」等、相変 わらず厳しい状況は変わりませんでした。その 中で唯一?一服の清涼剤といえる出来事は世界 的にはチリ落盤事故救出、本県では高校野球興 南高校の春夏全国制覇でした。本年は‘平和で 良い事’の多い事を念願するばかりです。

さて、昨年は心配されていた新型インフルエ ンザが重大な結果にはいたらず、胸をなでおろ しましたが、今年もインフルエンザの変異等は なく平穏にいってくれる事を祈ります。

また本年は少しでも景気が回復し、医療資源 が増え、ゆとりある医療界になってほしいもの です。医師会の先生方には、よりよい医療社会 に向け、この医師会報にて連携を密にして頂き たいと思います。

本年もよろしくお願い申し上げます。

新春の挨拶

金谷文則

広報委員(琉球大学医師会)
金谷 文則

新年明けましておめでとうございます。今ま で県医師会館の設立準備委員以外は県医師会活 動とは縁が遠く、昨年より初めて広報委員にな りました。4 月の某日、私の机の上に「広報委 員よろしくお願いします。」とのメモがあり、 何も聞いておりませんでしたので、てっきり琉球大学医学部附属病院の広報委員かと思ってい ましたら、県医師会の広報委員を委嘱されたこ とに気づいたときにはもう6 月でした。広報委 員会は毎月第1 木曜日に開催されますが、すで に9 月まで第1 木曜日は出張が入っており、初 めて広報委員会に参加できたのはすでに半年が 経過した10 月でした。他の広報委員の皆様に はご迷惑をおかけいたしました。その分、原稿 の査読は受け取り次第行っておりましたが、執 筆内容が充実しておりほとんど加筆・訂正の必 要のない優れたもので感心いたしました。10 月 から出席した広報委員会も、委員の皆様が県医 師会報の内容を詳細にチェックしており、内容 の充実した会報になっております。担当理事、 委員の方々、事務局の皆様のお陰と感謝してお ります。

私は生涯教育コーナー以外の投稿は初めてで すので自己紹介をさせていただきます。昭和28 年に群馬県に生まれ、高校は埼玉県立熊谷高 校、大学は新潟大学を卒業いたしました。その 後、東日本や米国(ケンタッキー)の病院で研 修し、縁がありまして平成3 年から琉球大学医 学部に勤めております。琉大で13 個目の転勤 になり、平成12 年から教授として勤務しており ます。テニス、スキーが趣味ですが、一昨年よ りサイクリングを始めました。当科のサイクリ ング部のアドバイスを受け高価なロードレーサ ーを買ったのは良いのですが、足が外れない構 造になれず、初日は自転車に乗って琉大に到着 するまでに8 回も転倒しました。高価な自転車 を買ってしまったことと医局員に宣言した手前 やめるにやめられず、自転車通勤を続けたとこ ろ、昨年の11 月14 日のツールドオキナワでは シニア50km を完走できました。自転車を始め る前は、腹位+2 項目でメタボでしたが、現在は 腹位+1 項目のメタボ予備軍まで改善していま す。今年は脱メタボを目指します。本年は広報 委員、事務局の皆様と県医師会報の一層の充実 を目指してゆきたいと思っております。会員の 皆様にも今年がよい年でありますよう祈念して おります。

ちりも積もれば山となる!?

金城正高

広報委員(沖縄県公務員医師会)
金城 正高

あけましておめでとうございます。

昨年より広報委員会の一員となり、会報編集 の楽しさを少しずつ実感しています。

実は僕、この県医師会報を毎月1 ページ目か ら読破するのが10 年来の楽しみになっており、 どこへ行くにも鞄の中の必須アイテムとなって います。とにかく面白いのです。今月号を見て も、新春干支随筆を通してまだ面識のない会員 の皆様の人柄が垣間見れたり(年齢もちょっと 予測できたり‥)、生涯教育・プライマリケア コーナーで最新の知見を勉強できたり、ロゴマ ークや開業顛末記を読むと街中でクリニックを つい目で追ってしまったり‥もちろん日本医師 会や九医連の記事から全国的な医療の動向を知 ることもできます。

会報の前半には各種協議会からの報告が掲載 されていますが、これまでなら正直読んでいて 肩が懲りました。ところがです。医師会報は進 化しています。協議会の雰囲気を「印象記」と して担当理事が解説を加えたり、写真やレイア ウトを工夫したりと読み手を意識したやさしさ を感じます。

さらに研修医歓迎レセプションや県医学会総 会、「おきなわシュミレーションセンター」の 計画を通して若手医師・研修医にも積極的に参 加してもらい、さらに強固な会員連携を図る重 要なツールとして、この会報誌の役割が大きく なると感じています。

小さな記事から学術論文まで、毎月読み続け ると“博識教養の身につく!?”そんな楽しい 県医師会報を目指して頑張りたいと思います。 今年もよろしくお願い致します。

2011 年を迎えるに当たり

旭朝弘

広報委員(那覇市立病院医師会)
旭 朝弘

新年あけましておめでとうございます。

昨年4 月より県医師会の広報委員として参加 させていただいております。原稿の査読や編集 会議への参加など、最初は戸惑いもありました が、徐々に慣れてきたかと思っております。そ れらを通じて自分の知らなかった医学の知識を 得ることが出来たり、また、医療界を取り巻く 様々な問題について考えさせられるきっかけが 得ることが出来たと思っております。

昨年の医師会報にも離島のみならず、中北部 でも医療が疲弊していることが取り上げられた ことがあります。自分も伊是名と粟国診療所に それぞれ1 年勤務したことがあり、離島での医 療の厳しさは経験済みです。那覇市立病院は、 立地条件が抜群にいいせいもあって、研修医や スタッフ医師が増えているという恵まれた環境 にあります。個人的には、研修医のなかから離 島や中北部に勤務する人材が育ってくれたらい いなあと考えています。

毎年の目標として、体重を減らして運動もや ってと思っていますが、今年はどうなることや ら。県医師会の広報委員という重職が務まるよ う、広い視野をもって自分に与えられたことに 取り組んでいきたいと考えています。



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