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平成20 年度特定健康診査・
特定保健指導等に関する契約締結式

玉井修

理事 玉井 修

左より、宮城信雄会長、與儀弘子副市長(那覇市)、津覇徹課長(沖縄社会保険事務局)、
榊原毅事務局長(沖縄県後期高齢者医療広域連合)

去る4 月11 日(金)午後6 時、沖縄県国民 健康保険団体連合会の会議室において、大山朝 賢本会常任理事の司会のもと、平成20 年度に おける特定健康診査(特定健診)・特定保健指 導等に関する契約締結式が執り行われました。

締結式では、那覇市が代表保険者として取り まとめる県内市町村国保の特定健診並びに40 歳未満の方・生活保護受給者の方への健診、沖 縄社会保険事務局が取りまとめる被用者保険の 被扶養者を対象とした特定健診並びに特定保健 指導、沖縄県後期高齢者医療広域連合が取りま とめる後期高齢者の方への健診について、本会 との集合契約が交わされました。

当日は、市町村国保の特定健診並びに40 歳 未満の方・生活保護受給者の方への健診に係る 契約については那覇市の與儀弘子副市長が、被 用者保険の被扶養者を対象とした特定健診・特 定保健指導に係る契約については沖縄社会保険 事務局の津覇徹課長が、後期高齢者の方への健 診に係る契約については沖縄県後期高齢者医療 広域連合の榊原毅事務局長が参加され、本会の 宮城信雄会長と契約書の交換を行いました。

今回の集合契約により、県内の各健診の対象 者が、お住まいの市町村以外でも、本会が取り まとめる各健診実施機関等であれば同一項目同 一単価の健診が受けられるようになりますの で、これまで以上の受診率の向上が望めるので はないかと期待しております。ちなみに市長村 国保の特定健診、40 才未満の方への健診単価 は被用者保険や後期高齢者の特定健診のそれと 必須項目では同一ですが、詳細な検診の項目で は単価に若干の相違があり、後期高齢者では詳 細な健診項目は省かれています(表1,2,3)。

また、本会におきましては、実際に特定健診制度が開始されてからの運用的な問題点や改善 点等を広く取りまとめるための健診・保健指導 用のメーリングリストの開設や、これらの疑問 点等をまとめたQ & A 集の作成・配布、特定 保健指導の際に使用するテキストの作成や、作 成したテキストを実際に現場で使用するための 研修会の開催等、さまざまな取り組みを検討し ているところです。今後も会員の皆様のご指導 ご協力を賜れればと考えております。

表1 <市町村国保の特定健康診査、40 歳未満の方への健康診査>

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表2 <被用者保険の特定健康診査>

表2

表3 <後期高齢者の方への健康診査>

表3


お知らせ

会報5 月号に掲載しました報告「各地区医師会役員決定」の八重山地区医師会役員欄(21 ページ) に誤りがありましたので、お詫びいたしますとともに、下記のとおり改めて掲載いたします。