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県医師会理事就任のご挨拶

大山朝賢

常任理事 大山 朝賢

「地域に根ざした活力ある医師会」を理念と して活躍中の宮城信雄会長は二期目にはいられ た。この期に再度県医師会理事に就任いたしま すことは大変光栄に存じております。ご推挙・ 承認して頂いた代議員の皆様や関係各位に感謝 申し上げます。

先の知事選挙では宮城会長が後援会長になら れ仲井眞知事の誕生では快勝し、玉城信光県医 師会副会長が県政策参与になられたあたりか ら、直接関係はないと思いますが、私自身の身 辺もなにかと忙しくなってきました。これまで 地域保健を担当して参りましたが、今年4 月か ら始まりました特定健康診査(特定健診)や特 定保健指導実施に当たっての集合契約の交渉で は、老体の体力と知力の限界を思い知らされま した。幸にも優秀な今山裕康理事(医療保険担 当理事、地域保健副担当理事)が敏腕をふる い、事務局の真摯な協力のおかげでなんとか難 局をのりきれたと思っています。ちなみに契約 された平成20 年、単年度の特定健診・特定保 健指導の単価を表で提示いたします(表1)。ご 存知とおもいますが、特定健診は基本的な健診の項目と詳細な健診の項目とに分かれ、他府県 にくらべ基本的健診項目は多くなっています (表2)。

表1
表2

沖縄県医師会報4 月号でご存知のように、す ごいポテンシャルエネルギーを持ったすばらし 方々が交代の新理事として登場してまいりま す。退任された方々もエネルギーの塊りのよう なパワーを有していましたが、村田謙二前県医 師会理事(県公務員)が退任の弁で、「医師会は開業医や病院経営者のためにある、と医師会 理事になる前は思っていた。しかし実際に理事 として活動してみるとそうではなく、沖縄県の 医療はどうあるべきかとか、それに加え医師全 体のことを考えて活動していることがよくわか った」と述懐されました。村田先生の話をきき ながら、実は私も公務員(奈良県、大学職)の ころは村田先生と全く同じ考えで、医師会へ入 会してなかった時期があった事を思い出してい ました。現在でも勤務医は上記のことと同じよ うな考えでおられる方が多いのではなかろうか と危惧しています。この紙面を借りて勤務医の 諸先生に呼びかけたい「ぜひ医師会活動に参加 して頂きたい」と。

今期2 年理事として邁進いたす所存です。以 前同様よろしくご指導ご鞭撻のほどお願い申し あげます。

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