アメカル耳鼻科クリニック
真栄田 宗慶
クリニックの名称は当初から自分の名前よ り、地域にちなんだ名称にしたかった。地番は 那覇市銘苅であるが、小道ひとつで安謝であ り、近隣の天久と曙が、ちょうど「A」からは じまり、銘苅と真栄田の「M」を組み合わせ て、耳鼻科と判るように額帯鏡を上にのせたロ ゴマークを検討した。A とM は基部で繋がって 閉じた形となっているが、開いた形にすると四 足のアリのように異様になってしまい、閉じた 形で収まりがついた。中央部の囲まれた空間は 目立つように赤にし、ハートをこめて診療する ことを肝に銘ずることにした。ローマ字表記だ とAMEKALU になるがMedical の「cal」をも じってAMECAL にした。
「耳鼻咽喉科」でなく「耳鼻科」にしたのは 名称が長くなりすぎることもあるが、咽喉科の 「喉」の文字が医療関係者でも案外誤字で書く ことが多く、よく気候の「候」に似せて字を当 てる。説明に「侯爵」の「侯」を引き合いに出 し、気候の「候」だとノドにトゲが刺さった状 態と話すが「侯爵」自体が若い人には死語に近 いためかピンとこないようだ。
厚生労働省の正式な表記は「耳鼻いんこう 科」とひらがなになっている(役人も間違える ため?)。電子カルテではPC によっては最初の 漢字変換に「淫行」が出てきて腹立たしい思い をする事がある。話はだいぶ逸れてしまった が、領収書を書いてもらう際は少し短くて書き やすいのではと思っている。
ロゴマークを評して友人の奥さんが、「天使が 羽を広げたみたい」と言ってくれて嬉しかった が、大リーグをみて、Angels のマークがちょっと 似ていて頭の片隅にあったのかなと後で思った。