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3 歳の娘

真志取浩貴

ましどり整形外科 真志取 浩貴

私には3 歳の1 人娘がいます。生まれた時か ら私に似ているようで、マッシー(以前私が勤 務していた病院で出産し、私はマッシーと呼ば れていました。)そっくりと先生方、看護師さ んからも言われ続けていました。私はいわゆる “うちなー顔”で、できれば妻に似てほしいと いう気持ちはありました。しかし年が経つにつ れどんどん私に似てくるではありませんか。い つ妻の遺伝子が爆発するかと期待していました が、まだ妻の面影がやっとでてきたかな?位で あります。1 年前にのったタクシーに久しぶり に娘と乗車したところ、おじさんが「あれ、2 人 目?」と聞かれたので、1 人ですよ、と答えた ら、「え!女の子だったの」と思わぬ返事が返 ってきました。勿論、怒ることもなく、その場 は笑いで包まれた雰囲気でした。そのことを妻 に言ったら(告げ口の如く)、笑っていました が、父親に似るのが女の子は一番よねー、と私 には理解しがたい返答が返ってきました。まだ 3 歳だからな・・と思うと将来が楽しみです。

そろそろ何かクラブに入れようかと考える時 期になってきました。文系よりはむしろ体育系 に参加させたい私です。昔から子供ができたら 食事には気をつけようと考えていました。スポ ーツをすることで体力、技術は努力次第で身に つける事は可能ですが、体型はやはり遺伝的要 素が大きく、さらに食事は体の発育に強く影響 することが解っています。ですから、蛋白質多 めの食事を心がけています。1 日1 食は納豆、 豆腐を食べてもらうようにしており、炭水化物 も大きく偏らないよう、魚もメニューに多く取 り入れています。スポーツの基本は体からと今 から取り組んでいます。スポーツは向き、不向 きありますが、4 歳になったらテニスをさせよ うと考えています。あるきっかけで42 歳であ る私がテニスを始めるようになりました。テニ スをやっていくなかで色々な方に出会いまし た。そのことがとても新鮮で、またテニス自体 の魅力にもふれ、今では頭の中の半分はテニス です。娘にテニスを勧め、そして応援するため には私自身がテニスを理解しないといけませ ん。ですから今は娘のためにと妻に言いながら も、テニスに出かけるのが私の楽しみであり日 課でもあります。

3 歳という時期は、周囲からは大変な時期と よく言われます。いわゆる反抗期です。自我の 目覚めで自分の気に入らないことはとことん反 抗するのです。まさに今その時期です。パパ大 好きと言ったものの1 分もしないうちに、パパ あっちいってよ、大嫌い、など私の心にぐさぐ さ突き刺さる言葉を連発します。言われれば言 われるほど顔をすりすりしたり、ぎゅーっと抱 きしめたりするのですがさらに嫌われます。で もこれが父親としてのスキンシップだと思い、 嫌がられながらも続けています。まだまだ子育 ては始まったばかりですが、私も妻に協力して 子育てを手伝っていこうと思います。次回は “4 歳になった娘”でまた投稿いたします。