糖尿病の我が国における患者数は、約890 万人で予備軍を入れると約2,210 万人とも言われており ます。今や国民病の感となりました糖尿病の恐ろしさは、糖尿病性合併症が患者に与える苦痛あるい は生命の短縮にあるといえます。この増加の一途を辿る糖尿病に、いかに対処するか、医師をはじめ とした医療チームに課せられた責任は大きいものです。恐るべき本症への対応には、単に糖尿病専門 家に任せるだけではなく、進歩の著しい知識を医療一般に関与する全ての人々が理解し治療の術を身 に付けることが何よりも重要ではないかと考えます。
先生方も先刻御承知の様に、2006 年12 月20 日国連総会に於いて“糖尿病に関する決議”が採択さ れ、11 月14 日は毎年“世界糖尿病デー”と定まりました。11 月14 日の“ブルーライトアップ”は恒 例となり昨年も世界各地で実施され、糖尿病への関心が一層高まって来ています。そんな今、参加さ れます先生方により新しい、直ぐ役立つ糖尿病にまつわる情報を、本セミナーを通してお届け出来れ ばと願っています。
25 回からはじまりました新しいシリーズのテーマは、“糖尿病診療のイノベーション”とし、世話 人一同糖尿病に関する知識が幅広い人々に普及するよう努めたいと念じております。
第27 回の今回は“糖尿病治療薬のイノベーション−病態に応じた選択と治療のすすめ方−”とい うタイトルで下記のように開催することになりました。糖尿病に興味をお持ちの方に多数参加してい ただけますよう、ここに御案内申し上げます。
代表世話人 堀田 饒
記
テーマ 糖尿病治療薬のイノベーション −病態に応じた選択と治療のすすめ方−
日 時 平成22 年8 月28 日(土)、29 日(日)
会 場 志摩観光ホテル
〒517-0593 三重県志摩市阿児町賢島 TEL 0599-43-1211
セミナー 記録セミナーの記録は一冊の本にまとめられ出版されます。
参加費 50,000 円。proceedings 代を含みます。(※宿泊費は含まれておりません。)
また、8 月28 日の懇親会をかねた夕食、
及び8 月29 日の昼食を事務局にてご用意させて頂きます。
参加申し込み 官製ハガキに氏名、所属、住所、TEL を明記の上、
事務局までお申込み下さい。(参加人数は100 名にて締切らせて頂きます。)
世話人 堀田 饒(中部労災病院)
清野 裕(関西電力病院)
柏木 厚典(滋賀医科大学)
門脇 孝(東京大学)
中村 二郎(名古屋大学)
後 援 日本糖尿病学会.日本医師会.愛知県医師会. 岐阜県医師会. 三重県医師会
事務局 中部ろうさい病院 堀田 饒
〒455-8530 名古屋市港区港明1-10-6
TEL: 052-652-5511(内線2400) FAX: 052-652-5623