理事 金城 忠雄
みだし協議会を去る2 月18 日(木)午後7 時30 分から本会館において開催した。
始めに、私から、「ご多忙の中急遽、地域産業 保健センター事業の見直しに係る協議会のご案 内をしたところ、早速ご出席いただきお礼申し 上げる。この度、厚生労働省では、地区医師会が 担ってきた「地域産業保健センター事業」につ いて、実施体制の大幅な見直しを進めており、委 託先を都道府県単位に集約させ一体的に実施す る方向で進めている。去る2 月12 日に本件に 係る協議会が日本医師会で開催され、2 月16 日 の本会理事会で報告を行った結果、本日の会議 の意見を基に、再度理事会に諮って、今後の対応 を協議することとなった。ついては、都道府県 医師会担当理事連絡協議会の報告を行った後、 皆さんのご意見をお伺いしたいと思うので、宜 しくお願いしたい」旨挨拶を行い、早速議題に 移った。概要を次のとおり報告する。
【議 題】
1.都道府県医師会産業保健担当理事連絡協議 会(2/12)の報告について
資料に基づいて、去る2 月12 日(金)に日本 医師会館で開催されたみだし協議会について報 告し、この度の地域産業保健センター事業の見 直しについてこれまでの経緯説明を行った。
2.各地区医師会地域産業保健センター事業の 見直しについて意見交換
資料に基づいて、次のとおり説明を行った。
各地区医師会の地域産業保健センター事業の 実施状況並びに平成22 年度の事業計画、協力体 制、有効団体の沖縄産業保健推進センターにつ いてご意見をいただきたい。その結果を本会理 事会で報告し、今後の対応について協議を行う 予定にしているので、宜しくお願いしたい。
<本会から各地区医師会への確認事項>
1)各地区医師会地域産業保健センター事業の実 施状況について
2)地区医師会としては、この事業を受けた方が よろしいでしょうか。(平成22 年度に計画し ている事業はありますか?)
3)受けるとすれば、従来どおり地区が実際に事 業を実施することになりますが、協力内容に ついて、実施は可能でしょうか。
4)又、事業を受ける場合、平成22 年度から県医 師会が受けるのは困難と考えており、有効団 体として、都道府県の産業保健推進センター も考えられますが、問題ないでしょうか。
<各地区医師会の意見意向>
各地区医師会の意見意向を伺った結果、この 事業は小規模事業所の労働者の健康管理に重要 な役割を担っている。各地区は、平成22 年度 も産業保健サービスの充実に是非継続して実施 していきたいとの強い要望があった。
県単位で受託した場合でも、地区の協力は可 能であるとの意見があり、本会では当事業を受 託する方向で、今後の事業受託団体等を含めて 理事会に提案することになった。