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「食品安全に関する情報システム」モデル事業にご協力を

日医「国民生活安全対策委員会」は、国民の 安全な生活に資する医師会活動のあり方につい て会長諮問を受け発足後検討を続け、平成18 年2月に食品安全に特化した情報システムの構 築を提言し、モデル事業を実施する事としてお ります。

かかりつけ医には、患者からの相談や日常の 診療から知り得た食品による健康被害に関する 情報が蓄積されています。それらの情報を収 集・分析し、対応策をまとめた報告書 を作成し、再び診療の現場に提供して 診療等に役立ててもらう事によって、 身近で頼りになるかかりつけ医機能の 普及・啓発を進めるというのが、本モ デル事業の趣旨です。

本モデル事業では、いわゆる「健康 食品」を主な対象としていますが、現 在「健康食品」の定義が明確でなく、 健康増進目的か否かによっても左右さ れること、また健康被害が必ずしも加 工食品とは限らないため、全ての食品 を対象としています。

九州ブロックは、九州全域でこのモ デル事業に取り組む事になりました。 本会では、理事会で協議した結果、那 覇市と浦添市を参加地域に指定しご協 力をお願いすることになりましたが、 その他の会員の皆様におかれましても 食品による健康被害に関する情報がご ざいましたらご提供下さいますようお 願い申し上げます。

情報提供は、原則として情報提供票 に必要事項をご記入の上、県医師会へ FAX送信して頂く事になりますが、日医のホー ムページから直接、日医へ送信する事も可能で す。会員の先生方におかれましては、御多忙の 折、誠に恐縮ですが、本モデル事業の趣旨を御 理解の上、御協力の程、よろしくお願いいたし ます。

沖縄県医師会

「食品安全に関する情報システム」 モデル事業について

会員各位

時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げ ます。

平素より、本会の会務にご協力をいただき、 厚く御礼申し上げます。

さて今般、本会では、「食品安全に関する情 報システム」モデル事業を実施させていただく ことにいたしました。

本モデル事業は、かかりつけ医機能の普及啓 発を図ることを目的としております。

先生より、患者からの相談や日常の診療から 知り得た食品による健康被害に関する情報をご 提供いただき、本会において分析して対応策を まとめ、診療の現場に提供して役立ててもらう ことによって、身近で頼りになるかかりつけ医 機能の普及・啓発を進めるというのが本モデル 事業の趣旨です。

先生におかれましては、ご多忙の折誠に恐縮 ですが、本モデル事業へのご協力を賜りますよ うよろしくお願い申し上げます。

平成18年11月 日本医師会長 唐澤人

「食品安全に関する情報システム」 モデル事業のご説明

1.情報の提供

かかりつけ医(診療所・病院の開業医、勤務 医)として、来院した患者の受診や相談に応じ た際、主に健康食品による次の健康被害を覚知 したときには、別紙情報提供票に必要事項をご 記入の上、沖縄県医師会宛FAX(098-877- 0629)にて送信してください。

1)患者の症状が、摂取した食品と何らかの関連 の可能性がある、または関連が否定できない と思われる場合

2)患者の服用している医薬品と摂取食品との間 に相互作用の可能性がある、または相互作用 が否定できないと思われる場合

3)宣伝文句を過信した患者が、摂取食品に依存 してしまい、治療や医薬の服用を中断するな どの具体的な弊害が生じている場合(その食 品が有害か無害かを問わない)

この情報提供は、健康被害の確証を得ること ができない疑いの段階でもかまいませんので、 お願いいたします。

また、患者さんに、本モデル事業のことをご理 解いただくため、ポスターを作成しております。 下記専用ホームページから入手できますので、待 合室などに掲示していただければ幸いです。

「食品安全に関する情報システム」モデル事業 専用ホームページ

URL http://www.med.or.jp/mshoku/
 ID:1111
 Password:shoku

※1.いただいた情報は、本モデル事業以外の 目的には使用いたしません。先生や患者さ んの個人情報保護についても、本会の規定 に基づき万全を期します。

※2.いただいた情報を基に作成する警告や注 意報等の責任は本会が負います。食品会社 等への風評被害といった法的リスクなど、 先生にご迷惑がかかることがないよう努め ますので、ご了承の程お願いいたします。

2.モデル事業の評価

先生より、本モデル事業へのご理解、ご協力 をいただくためには、活動に対する評価を受け て改善していかなくてはなりません。その趣旨 から、後日、アンケートを実施して先生のご意 見等をいただくことを予定しております。

誠に恐れ入りますが、その際はご協力賜りま すようお願いいたします。

また、専用ホームページにて、Q&Aやモデ ル事業実施要綱の掲載などをしています。こち らもご利用いただければ幸いです。

「食品安全に関する情報システム」 モデル事業の要旨

1.情報の収集

本情報システムにおける情報収集は、かかり つけ医(診療所・病院の開業医・勤務医)から の情報提供に依拠しており、その対象となる情 報は、主として「いわゆる健康食品」に関する ものです。

具体的な情報収集活動は、日常の診療(問診 票や診療録)を通して一次的に行い、健康被害 やその疑いを覚知したときに所定の情報提供票 に記入して提供してください。(沖縄県医師会 へFAX(098-877-0629)送信するか、日医のホ ームページから直接日医へ送信して下さい。)

個人情報の保護には、万全を期します。

2.情報の整理・蓄積、選択

かかりつけ医から提供された情報の整理・蓄 積に当たっては、日本医師会、国民生活安全対 策委員会委員及び都道府県医師会における情報 の共有を原則としています。

情報に対する評価は、二段階に分けられ、ま ず日医担当役員及び事務局において評価(分 類)を行い、次いで、国民生活安全対策委員会 (臨時・定期)において評価を行い、警告や注 意喚起の実行等の具体的な対応を検討する仕組 みです。

情報の評価に当たっては、真正性、重要性及び緊急性の三点を基盤とした判断基準を策定し ています。

3.報告書の伝達

かかりつけ医に対して警告や注意喚起を伝達 する他、白書の発行やホームページへの掲載を 通じて周知・啓発活動を行う予定です。

4.活動の評価

本情報システムの適切な構築、運用のため、 国民やかかりつけ医・地域医師会等から評価を いただく予定です。後日、アンケート等のお願 いをする場合がありますので、その際はご協力 の程お願いいたします。

5.実施期間

本モデル事業は、平成20年3月31日まで実施 する予定です。

<問合せ先>
日本医師会地域医療第1課 青木
〒113-8621 東京都文京区本駒込2-28-16
TEL 03-3942-6137 FAX 03-3946-6295
E-Mail shoku@po.med.or.jp
専用HP http://www.med.or.jp/mshoku/
ID 1111, Password shoku

又は

沖縄県医師会庶務課 池田又は上原
〒901-2104 浦添市当山2-30-1
TEL 098-877-0666 FAX 098-877-0629