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編集後記

さて、新臨床研修制度が始まって3年目にな ります。まず、宮城会長にご臨席を賜りまし た、琉球大学での本年度の新研修医と沖縄県医 師会との懇親会の模様を安里常任理事に報告い ただきました。また新制度になって第一期研修 医が「卒業」したわけですが、那覇市立病院に おける臨床研修修了証交付式について那覇市立 病院脳神経外科島袋洋先生からご寄稿いただ きました。後期研修に入る研修医の皆さん、こ れから更なる研鑽を積み、地域医療を支えてい けるような力を身につけていけるように頑張っ ていただきたいと思います。また、1年目の研 修医の皆さんは先輩研修医の皆さんを見習いつ つ、自らの進むべき道を見つけられるように 日々、努力していただきたいと思います。

「報告コーナー」では、毎年恒例の指導医の ための教育ワークショップについて安里常任理 事より報告いただきました。参加された3名の 先生方の感想からもわかるように、厳しいなが らも充実した内容であったようです。今後も毎 年開催していくようですので、機会をつくって 参加してみてはどうでしょうか。また、安里常 任理事には「産業医は足りているか〜沖縄県 産業医研修連絡協議会より〜」と題して、産業 医不足の状況についても報告いただき、ふれあ い広報委員の玉井修先生には、第11回県民公 開講座について報告いただいたので、是非、ご 一読下さい。

「月間(週間)行事お知らせコーナー」で は、『ハンセン病を正しく理解する週間(6/19 〜6/25)について』と題して国立療養所沖縄 愛楽園園長山内和雄先生に、『歯の衛生週間 (6/4〜6/10)について』と題して沖縄県歯科 医師会・地域歯科保健委員国吉綾子先生に、 『沖縄県薬剤師会の薬物乱用防止啓発活動につ いて』と題して沖縄県薬剤師会・学校薬剤師 我部政男先生に、それぞれご寄稿いただきまし た。会報によって会員の皆様のご理解とご協力 をいただければ、県民の皆さんの地域医療・福 祉の発展にもつながることと思いますので、是 非、ご一読下さい。

「若手コーナー」には、コーナーを新設した 当初のねらいについて、広報委員の玉井修先生 に執筆していただきました。広報委員会としま しては、玉井先生が言うように、本来、今まさ に岐路に立っている医師たちが様々な形で意見 を交換し、問題を語り合い、叱咤激励し合える 場として当該コーナーをご活用いただきたいと 思っておりますので、会員の先生方からのご投 稿をお待ちしております。

今月号の各コーナーへご寄稿いただきました 仲原漢方クリニック仲原靖夫先生、げんか耳鼻 咽喉科源河朝博先生、琉生病院当間将盛先生、 ともり内科循環器科友利正行先生、かみや母 と子のクリニック神谷鏡子先生、いなふくクリ ニック稲福薫先生、お忙しい中、誠にありがと うございました。稲福先生が前生を過ごされた 可能性のある中国の旅行記、ご達者な描写で読 んでいるうちにその情景が目に浮かんでくるよ うです。今後とも本会の広報活動にご指導・ご 協力賜りますようお願い申し上げます。

広報委員 植田真一郎

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